英語のことわざ も
餅は餅屋(もちはもちや)
なにごとにも専門があって、素人は専門家にかなわない
There is a mystery in the meanest trade.
(どんなつまらない仕事にも秘訣がある)
沐猴にして冠す(もっこうにしてかんす)
外見は立派なのに中身はおろかな人間をあざけっていうことば
※「沐猴」はサルのこと
No fine clothes can hide the clown.
(どんなりっぱな着物の野人を隠すことはできない)
持てる者と持たざる者(もてるものともたざるもの)
世の中には、財産などを持つ豊かなものと、持たないものの二組しかいない
英語のthe have and the have-nots から
本木に勝る末木なし(もときにまさるうらきなし)
何度か取り替えてみたものの、結局は最初のものより優れたものはなかった
※特に、夫婦関係について言うことば
「本木」は幹、「末木」は枝のこと
The stream never rises above the fountain;or the branch is seldom better than the stem.
(流れは泉より高からず、枝は幹にまさることなし)
求めよ、さらば与えられん(もとめよさらばあたえられん)
与えられるのを待つのではなく、進んで努力すればきっと良い結果が得られる
英語ではAsk,and it will be given to you.
※『新約聖書・マタイによる福音書』のことばから
ひたすら神に祈れば、髪は正しい信仰を与えてくださるだろう、の意
モナリザの微笑(もなりざのびしょう)
喜びとも悲しみともつかない、複雑な謎めいた微笑のたとえ
英語ではGioconda smile
※「Gioconda」はラ=ジョコンダ モナ・リザの別称
物言えば唇寒し秋の風
(ものいえばくちびるさむしあきのかぜ)
人の悪口など、余計なことを言ったりすると、思いがけない災いを招く
だから、なるべく口は慎め
Few words are best.
(寡言が最高)
物には時節(ものにはじせつ)
事をするには、それにふさわしい時期がある
There is a time for all things.
(すべてのものには潮時がある)
物は言いなし、事は聞きなし(ものはいいなしことはききなし)
ものは言い方ひとつで相手によくも悪くも受け取られる
また、聞き手の聞き方ひとつで良い意味にも悪い意味にも受け取られる
Things are as they be taken.
(ものごとは受け取られるとおりである)
物は試し(ものはためし)
なにごともただ考えているだけでは解決しない、とにかくやってみろ
You never know what you can do till you try.
(やってみるまではなにができるかわからないものだ)
物も言いようで角が立つ(ものもいいようでかどがたつ)
ものは言い方ひとつで、相手の感情を害すこともあるから気を付けよ
A good tale ill told is marred in the telling.
(よい話も下手に語ると語るとき損なわれる)
門前の小僧、習わぬ経を読む
(もんぜんのこぞうならわぬきょうをよむ)
毎日のように繰り返していると、習わなくても覚えてしまう
A saint’s maid quotes Latin.
(聖人の家のお手伝いはラテン語を引用する)