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平家を滅ぼすは平家(へいけをほろぼすのはへいけ)
自分をダメにするのは世の中や他人ではなく自分自身である
As you as you shall reap.
(自分で蒔くとおりに刈り取る)
平地に波瀾を起こす(へいちにはらんをおこす)
せっかく平和におさまっているところに揉め事を引き起こすこと
Don’t rile the water.
(水をかきまわすことなかれ)
弊履を棄つるが如し(へいりをすつるがごとし)
惜しげもなく、捨て去ってしまうことのたとえ
※「弊履」は破れた履き物のこと
まるで破れて役に立たなくなった履き物を棄てるようだ、の意
be thrown aside like an old shoe
(古靴のように捨てる)
下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる
(へたなてっぽうもかずうちゃあたる)
数多くあれこれやってみれば、まぐれ当たりでうまくいくこともたまにはある
He that shoots oft at last shall hit the mark.
(何度も撃つ人はついに的に当てる)
下手の道具調べ(へたのどうぐしらべ)
仕事の下手な者に限って、道具に気むずかしい注文をつける
A bad workman quarrels with his tools.
(下手な職人は道具に文句を言う)
下手の長談義(へたのながだんぎ)
話の下手な人ほど、だらだらと長話をして人をうんざりさせる
Brevity is the soul of wit.
(簡潔であることが機知の生命である)
糸瓜の皮とも思わず(へちまのかわともおもわず)
まったく問題にしない、気にもかけないこと
※「糸瓜」は役に立たない、つまらないもの、の意
I care no more for it than a goose turd for the Thames.
(ガチョウのふんがテムズ川を気にしないのと同じく、わたしはそんなこと構わない)
蛇に噛まれて朽ち縄に怖じる(へびにかまれてくちなわにおじる)
一度ひどい目に遭ったために、必要以上に恐れてひどく臆病になる
Scalded cats fear even cold water.
(やけどしたネコは水をも恐れる)
屁を放って尻すぼめる(へをひってしりすぼめる)
失敗をやらかしたあとで、言い訳をしたり誤魔化そうとしたりすること
After death,the doctor.
(死んだあとに医者)
勉強ばかりして遊ばない少年は愚鈍になる
(べんきょうばかりしてあそばないしょうねんはぐどんになる)
勉強ばかりして遊ぶことをしないと、心の豊かな人間にはなれない
勉強するときは十分に勤勉し、遊ぶときは十分に遊ぶべきだ
英語のAll work and no paly makes jack a dull boy. から
弁慶の泣き所(べんけいのなきどころ)
むこうずねのこと
また、その人の急所や弱点のこと
Achilles’hell
(アキレス腱)
ペンは剣よりも強し(ぺんはけんよりもつよし)
文章によって表される思想などは世間を動かし、武力よりも強い力を発揮する
英語ではThe pen is mightier than the sword.
※イギリスの政治家・小説家リットンの戯曲『リシュリュー』の文句から