英語のことわざ ね
願ったり叶ったり(ねがったりかなったり)
相手の出した条件などが期待した以上で、何から何まで好条件だ
He doubles his gift who give in time.
(よい時に与える者はおくりものを二倍にする)
猫に鰹節(ねこにかつおぶし)
好きなものをすぐそばに置くのは過ちを引き起こし、危険である
set the wolf to keep the sheep
(オオカミにヒツジの番をさせる)
猫に九生あり(ねこにきゅうしょうあり)
猫は容易には死なないものだ、ということ
英語のA cat has nine lives. から
猫の首に鈴(ねこのくびにすず)
成功や実例の見込みのない案のたとえ
英語ではWho is to bell the cat?
(だれが猫に鈴をつけるというのか?)
※ネズミがネコから身を守るために、ネコの首に鈴をつけて鈴の音がしたら逃げればいい、という方法を思いついたが、誰がその鈴をつけに行くかという話になると、そんな危険なことを受けるネズミはいなかったという『イソップ物語』の話から
猫も杓子も(ねこもしゃくしも)
だれかれの区別なく、みんな、だれもかれもすべて
everyone that can lick a dish
(皿をなめられる者はだれもかれも)
寝た子を起こすな(ねたこをおこすな)
ようやくおさまった騒ぎに無用な手出しをして、再びやっかいごとを引き起こすこと
また、せっかく忘れていたのに思い出させるようなことをすること
Wake not a sleeping lion
(眠れる獅子を起こすな)
熱し易きは冷め易し(ねっしやすきはさめやすし)
ものごとに熱中しやすい人は飽きてしまうのも早い
英語のSoon hot,soon cool. から
寝耳に水(ねみみにみず)
まったく思いがけない出来事が起こってびっくりすること
a bolt from the blue
(青天からいなづま)
年貢の納め時(ねんぐのおさめどき)
長い間、悪事を重ねてきた者がついに捕らえられて刑に服す必要がでたとき
長い間してきた悪事などに終止符を打って、観念するとき
Every fox must pay his own skin to the flayer.
(どのキツネも自分の皮を皮はぎ人に与えねばならぬ)
念には念を入れよ(ねんにはねんをいれよ)
注意したうえでさらに注意せよ、十分に気をつけよの意
Second thoughts are best.
(二番目の考えがもっともよい)
Look before you leap.
(跳ぶまえに見よ)