英語のことわざ さ
塞翁が馬(さいおうがうま)
人生、だれにも予測がつかないということ
また、やたら悲しんだり喜んだりしても始まらないということ
Joy and sorrow are today and tomorrow.
(今日の喜びは明日の悲しみ)
歳月、人を待たず(さいげつひとをまたず)
時の流れはひとを待っていてはくれない、だから時間を大切にせよ
Time and tide wait for the man.
(時の流れは人を待たない)
最後に笑う者がもっともよく笑う(さいごにわらうものがもっともよくわらう)
途中経過はどうであれ、結果が良ければ最高である
また、早まって喜ぶな、ということ
英語のHe laughs best who laughs last. から
才子多病(さいしたびょう)
抜きんでた才能の持ち主はとにかく病弱な人が多い
Whom the gods love die young.
(神の愛したもう者は若死にする)
先勝ちは糞勝ち(さきがちはくそがち)
勝負事で最初のうち勝つのは当てにならないということ
At the game’s and we shall see who gains.
(勝負の終わりに勝者が分かる)
鷺を烏と言いくるめる(さぎをからすといいくるめる)
間違っていることが明白なのに、理屈をこじつけて誤魔化すこと
make black white(黒を白と言いくるめる)
先んずれば人を制す(さきんずればひとをせいす)
どんな場合でも相手より一歩先んじて手を打てば、断然有利になる
First come,first served.
(最初に来たものが最初に接待される)
酒なくて何の己が桜かな(さけなくてなんのおのれがさくらかな)
花見に酒はつきもの、酒を飲まずに花見をするのはつまらない
No sport,no pie.
(パイあっての気晴らし)
酒飲み、本性違わず(さけのみほんしょうたがわず)
酔うと一見普段と違うように見えるが、人の生来の性質は変わることがない
In wine there is truth.
(酒中に真実あり)
酒は憂いの玉箒(さけはうれいのたまははき)
酒に酔えば、悩み事や心配事も忘れられる
Wine is panacea of all ill.
(酒は万能薬である)
酒は百薬の長(さけはひゃくやくのちょう)
酒は適量を守って飲めば、どんな薬より優れた薬だ
Good wine engenders good blood.
(良い酒は良い血をつくる)
雑魚の魚交じり(ざこのととまじり)
大物の中に小物が入り混じっていること
It does not become the sparrow to mix in the dance of the cranes.
(ツルの舞いの中にスズメがいる)
坐して食らえば山も空し(ざしてくらえばやまもむなし)
働きもせずただ遊び暮らしていれば、山のような財産も使い果たしてしまう
Penny goes after penny,till Peter hasn’t any.
(一銭また一銭とピーターは文無しになる)
白湯を飲むよう(さゆをのむよう)
味もそっけのないことのたとえ
as an egg without salt
(塩なしの卵みたい)
皿嘗めた猫が科を負う(さらなめたねこがとがをおう)
悪の張本人や主犯が捕まらずに、下っ端だけが捕まって処罰を受ける
The dog offended,the sow suffered.
(犬が罪を犯し、豚が罰を受けた)
猿も木から落ちる(さるもきからおちる)
いかに優れた専門家でも、時には失敗することがある
A horse may stumble though he has four legs.
(四本足の馬も、ときには転ぶ)
去る者は日日に疎し(さるものはひびにうとし)
どんなに親しかった人でも遠く離れたり死んでしまったりすると忘れていく
Out of sight,out of mind.
(目を離れるものは忘れられる)
山雨来らんとして、風楼に満つ
(さんうきたらんとしてかぜろうにみつ)
何か大きなことが起ころうとしている前に、不吉な雰囲気が漂い出す
Coming events cast their shadows before.
(起こる事件はその前に影をさすものだ)
三十六計逃げるに如かず(さんじゅうろっけいにげるにしかず)
逃げるということも大事な作戦の一つだということ
The better part of valor is discretion.
(勇気の大部分は分別にある)
山椒は小粒でもぴりりと辛い(さんしょはこつぶでもぴりりとからい)
身体は小さくとも、激しい気性とすぐれた力量を持ち、あなどれない存在
Within a little head,great wit.
(小さな頭の中に大きな知恵)
山中の賊を破るは易く、心中の賊を破るは難し
(さんちゅうのぞくをやぶるはやすくしんちゅうのぞくをやぶるはかたし)
自分の心の中に巣くっている邪念に打ち勝つのはむずかしい
Would you be strong,conquer yourself.
(強からんと欲するなら己を征せよ)
三度目の正直(さんどめのしょうじき)
ものごとは一度目や二度目はダメでも、三度目となればうまくいく
The third time is lucky.
(三度目に芽がでる)
三人寄れば公界(さんにんよればばくがい)
人が三人集まっている所で話したことは、やがて世間に広く知れ渡ってしまう
A secret between two is God’s secret,a secret between three is everybody’s.
(二人なら神の秘密、三人なら公然の秘密)
三人寄れば文殊の知恵(さんにんよればもんじゅのちえ)
凡人でも三人集まって考えれば、いい知恵がでる
Two head are better than one.
(二人の頭は一人の頭にまさる)