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英語のことわざ あ

日本語のことわざ(よみがな)

意味

英語の文章/成句

(英語のことわざの意味)の順で並んでいます。


挨拶より円札(あいさつよりえんさつ)

言葉による礼よりも、実際に役立つ金銭をもらったほうがありがたい

Fair words fill not the belly.

(美辞麗句では腹は膨れない)


相手のない喧嘩はできぬ(あいてのないけんかはできぬ)

ケンカを売られても相手になるなという戒めの言葉

It takes two to take a quarrel.

(二人いなければ喧嘩にならぬ)


愛は小出しにせよ(あいはこだしにせよ)

人を愛するのは、少しずつ長く続けるのがよい

英語のLove me little,love me long.からできた言葉


会うは別れの初め(あうはわかれのはじめ)

人と人が出会うのは、いつか必ず別れが来るということ

The best of friends must part.

(最良の友との間にも別れは来る)


青は藍より出でて藍より青し(あおはあいよりいでてあいよりあおし)

弟子が師よりも抜きんでること

The scholar may be better than the master.

(弟子が師匠よりまさることがある)


明るきゃ月夜だと思う(あかるきゃつきよだとおもう)

考え方が単純で、世間知らずなことのたとえ

Bright rain makes fools fain.

(雨空が明るくなると晴れると思って愚か者は喜ぶ)


空樽は音が高い(あきだるはおとがたかい)

浅はかな人ほど、よく知りもしないことをよく喋る

Empty vessels make the most sound.

(空の器が一番大きな音を立てる)


商人は損していつか蔵が建つ(あきんどはそんしていつかくらがたつ)

商人は「もうからない」とこぼす割りには店を大きくしたり蔵を建てたりする

He buys and sells and lives by the loss.

(売り買いをしてその損失で生きていく)


悪事千里を走る(あくじせんりをはしる)

悪いうわさや評判はたちまちのうちに広がってしまうこと

Bad news travels fast.

(悪い噂に限って早いこと)


悪銭身に付かず(あくせんみにつかず)

正当でない手段で得たお金はあぶく銭だからと、結局はなくなってしまう

Ill got,ill spent.

(不当な手段で得たものは不当に使われる)


悪に強ければ善にも強い(あくにつよければぜんにもつよい)

大変な悪党ほど強い性格の持ち主であるから、悔い改めると非常な善人になる

The greater the sinner,the greater the saint.

(悪に強ければ善にも強い)


麻の中の蓬(あさのなかのよもぎ)

いい人と付き合えばその人に感化されて、誰もがいい人になる

Keep good men company and you shall be of the number.

(善人と付き合えばその仲間になれる)


朝のぴっかり姑の笑い(あさのぴっかりしゅうとめのわらい)

あてにならないこと

A gaudy morning bodes a wet afternoon.

(やけに輝いた朝は、雨の午後)


朝の一時は晩の二時に当たる(あさのひとときはばんのふたときにあたる)

朝は仕事がはかどるから、なるべく早起きして働け

An hour in the morning is worth two in the evening.

(朝の一時間は夕方の二時間のねうちがある)


朝に紅顔ありて夕べに白骨となる

(あしたにこうがんありてゆうべにはっこつとなる)

この世はみんな儚く定まらないので、人間の生き死になど到底予想できない

Today red,tomorrow dead.

(今日跳んでいるのが明日には死んでいる)


明日には明日の風が吹く(あすにはあすのかぜがふく)

人生、あまりくよくよせずなるがままに任せて生きていく

Let the morn come and the meat with in.

(明日は明日の食物を持ってくるさ)


足もとから鳥が立つよう(あしもとからとりがたつよう)

突然思いもよらぬようなことが起こったり、急に物事を始めたりする様子

Many things happen unlocked for.

(意外なことがよく起こるもの)


足を洗う(あしをあらう)

悪の世界や好ましくない仕事から縁を切って抜け出すこと

wash one’s hands of a thing

(あることから手を引く)


明日の百より今日の五十(あすのひゃくよりきょうのごじゅう)

明日のことは不確かだから、たとえわずかでも今日確実に手に入れられるものが良い

A bird in the hand is worth two in the bush.

(手に入れた一羽の鳥は茂みの二羽分の鳥のねうちがある)


畔から行くも田から行くも同じ(あぜからいくもたからいくもおなじ)

手段や方法は違っても結果は同じになること

All roads lead to Roma.

(全ての道はローマに通ず)


頭禿げても浮気はやまぬ(あたまはげてもうわきはやまぬ)

人間いくつになっても浮気というものは収まらないこと

The old coachman loves the crack of the whip.

(老御者は鞭の音を好む)


あちら立てればこちらが立たぬ(あちらたてればこちらがたたぬ)

物事をどちらにも都合がいいように両立させるのはむずかしいものだ

It is hard to please all parties.

(すべての人を喜ばせるのはむずかしい)


暑さ忘れれば陰忘れる(あつさわすれればかげわすれる)

苦しみを何とか切り抜けてしまうと、助けてくれた人の恩を忘れがち

Benefits are soon forgotten.

(恩恵はすぐに忘れられる)


あっても苦労なくても苦労(あってもくろうなくてもくろう)

金と子どもはあればあったで苦労が絶えないし、なければないで苦労する

To have money is a fear,not to have it a grief.

(あれば心配、なければ嘆き)


羹に懲りて膾を吹く(あつものにこりてなますをふく)

一度の失敗に懲りて、それ以降必要以上に警戒したり用心したりする

A burnt child dreads the fire.

(やけどした子は火を怖がる)


当て事は向こうから外れる(あてごとはむこうからはずれる)

当てにしていることは相手の都合次第で、うまくいかないこと

Nothings is certain but the unforeseen.

(予想できないこと以外に確実なことなし)


後の雁が先になる(あとのかりがさきになる)

先輩を後輩が追い越したり、年上の者より年下の者が先に死んだりすること

Last in bed best heard.

(いちばん朝寝の者が一番聞いてもらえる)


後の祭り(あとのまつり)

もはや手遅れであること

a day after the fair(市の翌日)


後は野となれ山となれ(あとはのとなれやまとなれ)

目前の問題が解決してしまえば、以後どうなろうと知ったことじゃない

After us the deluge. (私たちの死後になら洪水よ来い)


後へも先へも行かぬ(あとへもさきへもいかぬ)

物事が行き詰って、引くことも進むこともできない

Dun is in mire. (馬はぬかるみの中)


痘痕も靨(あばたもえくぼ)

惚れた目で見ると相手のどんな欠点も長所にみえる

Love covers many infirmities. (愛は多くの欠点を隠す)


家鴨も鴨の気位(あひるもかものきぐらい)

そこまでいってないけど、それほどの気位を持っていること

Every ass thinks himself worthy to stand with the king’s horses.

(どのロバも王様の馬と並ぶ資格ありと考えている)


虻蜂取らず(あぶはちとらず)

二つのものを両方得ようとして、結局は両方とも取り逃がしてしまうこと

He that hunts two hares loses both.

(二兎を追う者は一兎を得ず)


油を以て油煙を落とす(あぶらをもってゆえんをおとす)

同種・同類のものをうまく利用して効果を上げること

One nail drives out another. (釘が釘を打ち出す)


甘いものに蟻がつく(あまいものにありがつく)

利益にありつけるところに人が集まってくること

A fly follows the honey. (ハエは蜜の後を追う)


雨垂れ石を穿つ(あまだれいしをうがつ)

どんな小さな力でも辛抱強く努力すれば、いつかは必ず成功する

Constant dripping wears away the stone.

(絶え間ない雫は石に穴をあける)


余り物に福がある(あまりものにふくがある)

思いがけず良いものがあって、利益をもたらすこと

Somethings the lees are better than the wine.

(酒よりおりが良いこともある)


阿弥陀も銭で光る(あみだもぜにでひかる)

金銭の力は偉大だということ

No penny no paternoster. (金がないと祈りも上げられず)


網の目に風たまらず(あみのめにかぜたまらず)

無駄なこと、徒労であることのたとえ

catch the wind in a net (網で風を捕らえる)


網吞舟の魚を漏らす(あみどんしゅうのうおをもらす)

大悪人・大罪人を法律がとらえきれず逃がしてしまうこと

A coach-and-six may be driven through an act of Parliament.

(六頭立ての馬も法の網を駆け抜ける)


雨降って地固まる(あめふってじかたまる)

もめごとのあったあとは、かえってよい結果を招くことがある

The falling-out of lovers is a renewing of love.

(恋人同士のけんかは恋を新たにする)


過ちを改めざる是を過ちと謂う(あやまちをあらためざるこれをあやまちという)

過ちを犯したと知りながら改めようとしないのは、これこそ過ちである

He is doubly fond that justifies his fondness.

(自分の愚かさを正当化する者は愚かさを重ねるもの)


過ちて改むるに憚ること勿れ(あやまちてあらたむるにはばかることなかれ)

過ちを犯したと思ったら体裁や体面など気にせず、すぐさま改めるべきだ

It is never too late to mend. (改めるのに遅すぎるということはない)


嵐の前の静けさ(あらしのまえのしずけさ)

大きな事件や変事の前の不気味なほど静かな状態のこと

After a calm comes a storm. (凪の後に嵐)


鮟鱇の待ち食い(あんこうのまちぐい)

動きもせずにただじっとチャンスを待ち、ごちそうにありつくこと

lie in bed till meat falls in one’s mouth(食物が口の中に落ちてくるまで床に寝ている)


合わぬ蓋あれば合う蓋あり(あわぬふたあればあうふたあり)

人にも物事にもそれぞれふさわしい場所や相手がいる

Every shoe fits not every foot. (どの靴もどの足にも合うということはない)


案ずるより産むが易い(あんずるよりうむがやすい)

物事はやってみると、心配していたより簡単にできるもの

An attempt is sometimes easier two expected.

(やってみると、思っていたよりもやさしいことがよくある)


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