神様ポイント&ガチャポン
宜しくお願いいたします。
『キャハ、謎めいた顔してるね〜。お2人共〜。』
それはそうだ、自分達は地獄か天国の何方かに行くものだと思っていた。
生きていた時でも、地獄か天国しかないものだと生活の中で少しばかり信じていたのだから。
『地獄と天国とは違う場所に行くのは分かりましたが、神様ポイントとは、なんでしょうか?』と。
女性が疑問に感じていたことを聞いた。
『噛み砕いて説明すると、現世で行った罪は加味せず何もなかった事になり新しく世界でポイントを集めるの、コレが神様ポイントね。一定の神様ポイントを集めたら天国行きにできたり、特別な特典を貰えたりするの。』
シヴァ神は2人を見て。
『まぁ、天国か地獄行を決めることが出来ちゃう制度を作りました〜。て事なんだ〜。以上。』
唇に指を当てる女性が、
『なるほど、不思議ですが楽しそうですね。』
自分は女性を見て、
『イヤイヤ楽しがるの可笑しいから!。』
シヴァ神が、また指を差して、
『キャハハ〜だよね〜。でもコレからが、お楽しみの時間なんだよ〜。』
『私たちが創り上げた世界で、貴方達には色んな職業の中から選んでもらうから。んー。選んでもらうと言うよりも、貴方達の世界にもあるガチャポンて言うのかな?それを回してもらうからいいのが当たると良いね〜。キャハ〜。』
シヴァ神が指を鳴らした。
『パチンっ!カモン!ガチャポーン。』
2人の前に、現世でお馴染みの大きめなガチャが前に天から降ってきた。
『さぁさぁ、願いを込めてガチャりなさ〜い。キャハハ、キャハハ〜。』
破壊と創造の神が甲高く笑う。
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