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*月夜のナミダ*
第一回目は切ない系でございます(>ω<、)
期待などは一切せず、読んで下さいます様お願い致します・`д・)q✨
【 *月夜のナミダ* 】
静寂が包む夜 浮かぶ月
月影に誘われる様に 俺は空を見上げた
色褪せた世界 背けたくて瞳閉じれば
色溢れた世界 君が俺に微笑んだ
夢に堕ちれば 愛しい君がこの腕に
理解している(わかってる) これは夢だと
けれど君の全てが愛しくて 狂おしくて
例え君がこの手に戻ってこないと理解していても
求めずにはいられない
甘美な瞬間 縋りつく俺
愛する君に永遠の誓いと永世の別れを
君を欲する感情を殺して
君の涙さえ見ない振りをして
消え逝く君に 背を向けた
静寂が消えし暁 沈む月
夢から覚めれば 空っぽの腕
空を見上げれば 頬を伝う涙
俺への想い 見ない振りした様に
君への想い 全部見ない振り
(――――――……なんて、できる訳も無い)
愛しい君に背を向け去りゆく時
最期に届いた 俺の名を呼ぶ君の声
――…振り向いていたら?
ありもしない問題
見つかる筈も無い回答
全てはただ、ただ、君を想うだけ