表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ババアと俺のロマンス  作者: 敬愛
World Open
4/47

小っちゃい女の子

でっかくなったババアは去って行った……のか?

しかし一難去ってまた一難なのだった。

「儂ちょっと着替えて来るわい。」ババアが初めて喋った。あまりに対格差があり俺にはゴゴゴと言う爆音が荒野に響いたようにしか聞こえないうえかなり遠くまで吹っ飛んだ。「気を蓄えて来るわいと言ったのかな?また珍宝香・珍宝香・珍宝香と言う呪文で物を出すのだろう。」とりあえずババアはノッシノッシ(俺からはそう見える)と俺の視界から去って行った。


 とそこに「何だ、お前!」ホットパンツにTシャツのカワイイ女の子が立っていた。

 おお、俺は感動した。その子も小っちゃかったからだ。「ああ、すいません。ここはどこですか?僕は地球と言う星の安西不動産という会社で課長をやっていた者です。」「チキュウ?」

「はい、日本と言う国の僻地で層雲峡と言う温泉に慰安に行っていて・・・。」「イアンニイッタ?」


 その女の子はかなり激怒して「いきなり下ネタか!どんな慰安だ。嫌んダメという娘にウィーンウィーンやったのか?」とりあえず日本語が通じるようだ。良かった。「こっち来い。私の村で焼いて食ってやる」「やったチャーシューか。久々だなー」若干イントネーションが違うので「私の豚を焼いて食わせてやろう」と昔禿げていた今18まで若返った厨ニ病男、黒田洋一には聞こえたようだ。


 あーあ異世界に来ていきなり主人公焼かれて死ぬのか。

「ところでお前名は何と言う?」女の子が聞いてきた。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ