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ババアと俺のロマンス  作者: 敬愛
Next Stage
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水虫

家の父は水虫ですね。

 そこには洞窟があった。マロンとコロンがここがどうやらイノシシ達の住処になっている洞窟だと思います、と言う。マロンは麻酔銃、コロンはパチンコ玉を装備し「勇者様大丈夫ですか?丸腰のようですが。」


 やべえ何も考えてなかった……。武器屋で武器を買っておけば良かったがこの話はファンタジーのようでファンタジーではないのでド〇ク〇みたく武器屋なんてものは無いのだ。


 ちょっと待って 

 そう言って手頃な大きさの石ころを装備しようとした時……。


 ふーん! ババアが洞窟を踏みつぶした。すると傷を負った獰猛そうなイノシシ共が数匹出てきた。かなりおかんむりのようだ。


 まぁババアがいるから大丈夫だろと思っていたらババアは座り込んで足袋を脱ぎひたすら指の間を掻き毟っている。痒そうだ。水虫らしい。辺りに血が流れて……おいおい全身水虫になっちまうよ。イノシシからもババアの水虫菌からも逃げなくてはならんとは。


「勇者様少し距離を取りましょう。ババアはでかいだけで役に立ちません!」

 うーん。屁こいてくれれば一発なんだけど意外に弱いな。マロンとコロンの提案通り少し距離を取った。

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