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客電が落ちる前に。その2


 レタスを水洗いし、適当に盛り付けて、ドレッシングをかけて食う。



 これは持論だが、一人暮らしにおける料理スキルの上がり幅は、野菜が嫌いかどうかで決まると思っている。

 ちなみに俺は普通に嫌いで、自分で言うのもなんだが料理はそこそこ上手い。

 

 一方で俺の幼なじみは、野菜が好きでも嫌いでもなくて、そして料理は壊滅的に下手だ。


 つまり、食へのこだわりの有無がその両者を分けると俺は考えている。その証拠に件の料理激マズ女は普段、

「食べるのってめんどいねえ」

 とか文句を言いながら、基本的に目玉焼丼とビタミン剤で済ませているらしい。ぞっとする。こんな人間の舌にさえも味蕾がついているのは、冒涜的なオーバースペックと言わざるを得ない。

 うら寂しい食卓を想像し立った鳥肌をさすっていると、


『いま電車。十分くらいで駅つくよ』


 とスマホの画面に簡潔なメッセージとスタンプが浮かび上がった。



 小星夏帆が、もうすぐ来る。

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