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エクリ・チュールは止まらない  作者: 金子ふみよ
第三章
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ラングゥは酔う

 そして、現在――

 ラングゥが船酔いである。晴れているとはいえ、快晴ではない。東風が冷たく強い。そんな日は、暦上春になっているとはいえ、結構船は揺れる。その結果ラングゥが被害である。

「動ける?」

「ああ、平気だ」

「そう急ぐことはない。一階の喫茶で一息をついてからにしよう」

 エクリの心配を否定しても、波を知っている島の人は対処法に慣れている、それに従った方がいい。シブヤ氏について、エクリはハーブティを、ラングゥはかんきつ類の炭酸水で体を癒した。


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