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エクリ・チュールは止まらない  作者: 金子ふみよ
第三章
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エクリ・チュールは登庁する

 後日、エクリはイツヅ指導担当教官と情報文化庁に登庁することになった。面接が設けられたのである。文化祭での研究成果を披露した後に個別的に面接が行われるのは稀有である。何年かに一度あるかないかぐらいで。その二時間弱の面接が終わった後、エクリは干からびたようになっていた。

 加えて、昨今不調が時折現れていた水上交通の不具合が改善されたことを告げられた。エクリ・チュールが発表時に混入させた落書きが、まさに修正パッチだったと言う。そのことについての単純な謝辞が述べられた。

 エクリが描いたその絵は、エクリがカナエ・ホウリ氏の工房で見た、細工の一つを思い出したものだった。


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