どろのかわ
公園のブランコの前の
可愛い砂場に
子供たちの忘れていった
スコップが刺さってる
夫は水飲み場でタオルを絞り
お昼のための布巾がわりにしてる
いつまでものどかな昼の部の
幕をおろさせないで
今日はここで精いっぱい楽しみたい
手をつないでいる
風は十一月の冷気をはこび
たまに凍りかけの息を吐く
つまらない家に帰るのは当然のことね
目さえ見れないあなた
どこにいるの
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お読みくださり、誠に有難うございます。
またお会いできる日を楽しみにしています。
でわ。