表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
10/11

調教計画始動!

ネーミングセンスが欲しい。

翌朝、ぐっすりと深い眠りに就いた俺は意外に早く起きてしまったのでウルフの名前をじっくり考えることにした。ちなみにネーミングセンスはない。ゲームをしていた時は自分の名前では無いにしろ酷い名前ばかりだった。『ああああ』だった時期もあった位だ、せめて本当に名前付けするのだから格好の付く名前にしてあげたい。


「ウルフだしできれば狼を連想できる名前がいいよな。」


狼、狼…このままじゃ狼がゲシュタルト崩壊しそうだ。こんな時グーグル先生に頼りたくなるのは現代人の悪い癖だろうか。ううん、そういえば昔やっていたゲームにフェンリルという狼が出てきていたような。フェンリルウルフ…長いな。呼びやすいように『フェル』とかでいいかなぁ…。


結局何分かその後も悩んだがいいのが出ないので『フェル』に決めた。丁度近くに寄ってきたので、


「君の名前、フェルに決めたよ。」


表情は分からないが、嫌そうな素振りは見せていない。尻尾も振っているので多分良いという事だろうか。


ー配下『グレーウルフ』の固有名をフェルにしますか?以後変更できません。


お、名前も付けるのにもこういった事が起こるのか、まあYesだ。


ー「ウルフの個体名が『フェル』になりました」

ー「フェルの詳しいステータスが見られるようになりました。」

ー「スキル【配下召喚】を習得しました」

ー「スキル【配下命令】を習得しました」


名前をつけた(個体名を持った)事でステータスの閲覧と召喚と命令ができるようになったようだ。


早速ステータスを見てみよう。


名前 フェル

名付け親 ルシス•クレイ

種族 グレーウルフ

Lv 3

HP 1000/1000

MP 200/200

筋力  56

耐久力 20

魔力  10

精神力 30

敏捷  120

運   200

〈スキル〉

〔アクティブ〕

噛み付き lv4

〔パッシブ〕

視覚強化 lv4

嗅覚強化 lv5

聴覚強化 lv3

暗視 lv8

恐怖耐性 lv2

苦痛軽減 lv3


特に突き出た所のないいたって普通のウルフのようだ、逆に言えば育て甲斐があるといった所だろうか。


さて、調教テイムについて調べたいところだが、実は調教について書いてある本ならもう手に入れている、昨日の夜に兄さんから貸してもらった。兄さんも前から調教テイムについて興味があるようで、本を買っていた。兄さんは調教テイムをしようと何回か試みたのだが、普通に調教テイムする時はかなり確率が低い、現に何十回もやって1回も成功してないと聞いた。だから俺が調教テイムに成功した時に驚いていたのだろう。


どうやら魔物ペットを強くするには2通り方法があるらしい。一つは実戦経験だ、そしてもう一つが魔物が落とす魔石やフードを食べさせる事らしい。だが、魔石を食べさせるのは効率が悪く、価値に対して然程経験値が貰えない、それこそ魔石が有り余っている状態でないと使えないだろう。もう一方のフードというのは調教テイムスキルを持った人か調教テイムされている魔物が野生の魔物を倒す事により手に入れる事ができるアイテムで、普通の食べ物とは違い、経験値が増え、倒した魔物のステータスの1%を食べた魔物ペットのステータスに付与してくれる。もし倒した魔物のステータスが低くても、その魔物のステータスで一番高いものが1〜3付与される。とても良いもののように思えるが、実はかなりドロップ率が低い。


と、まあ大体こんなところだ。というわけで、散歩がてらフード集め&新しいスキルを習得しに行こうと思う。流石にあんな事があった後に森へは行きたくない、なので今回は違う場所に行く。森へ行く途中にそれなりにスライムやウサギがいる場所があった、なのでそこへ行こうと思う。

ちょっとフェルのステータス設定に迷いました

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ