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1章.6 妹が出来た

幼少期はもしかしたら、間話とか番外編で補完するかもです

瞑想の修行を日課にして日々を平和に過ごしつつ、早い物で5年が過ぎて8歳になった。


身体も成長してよちよち歩きではなく、走り回れるようになったし、森を駆ける為の体力もついた。


そして一番の成長はなんと言っても魔力だ。

魔力を知覚するのに成功した俺は、どのくらい魔力があれば安全に魔法を使えるのかわからないので、

きちんと教わるまでは瞑想だけひたすらやった。


その結果、魔力を体内で循環させる事で更にスムーズに魔力を体内で操る事が出来る様になった。


そしてこの世界では、10歳を迎えると神様からスキルを授かるらしい。


それまではスキルがないので、10歳まで生きるのが一番大変なんだと思う。


ただし、レベルを上げれば身体がより強く成長するらしく、理論上は10歳前にレベル上げも可能だ。


この世界では『格が上がる』とは、レベルが上がったという意味らしい。


ただ、10歳になる前にレベル上げをやる者は勿論いない。


スキルもないただの子供なんて、1秒で魔物の餌なのだから。


俺は女神様の加護があるので、多少は生存しやすかったと思うから本当に良かった。


それでもそんな無茶なレベリングなんてしないけどな!


俺は堅実に強くなるんだ。

折角エルフになったんだし、まったり行こう。








そしてこのエルフ生で初めての後輩が誕生した。





 


この春、ルシウスさん夫婦に女の子が産まれた。


初めての歳が近い子が誕生したのでめちゃくちゃ嬉しい。今まで子供って俺だけだし。


女の子の名前はルル。

ルシウスさんの奥さんのルーセリアさんは綺麗な人だから、きっと美人さんに育つだろうなぁ。


ちなみにエルフって長生きだから、自分の下が50歳差とか全然あるらしい。


なので歳が近く産まれたエルフは兄妹のように扱われる。


前世を含めて初めて妹が出来たのだ。

きっと甘やかしてしまうな!






ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー




そして、父さんから狩りの授業を受け始めた。


狩りの授業と言っても、里のすぐ近くで野兎などの小物で弓と解体を学んでいる。


「ウルド、お前解体上手いな!解体が上手いやつは良い狩人になるぞ!将来は国一番の狩人だな!」


「それ言い過ぎ。俺は毎回父さん達の解体作業見てたからかもね。父さんの解体早いし綺麗だし。」


父さんのお世辞を華麗にスルーしつつ、目線は獲物から離さず解体を進める。刃物は危ないからね。


「そうかそうか!弓も筋が良いし、一緒に狩りに出る日も近いかもな!ルシウスも驚いていたぞ?8歳の腕前じゃないとな!ウルドならいずれドラゴンも狩りそうだ!」


「だからそれ言い過ぎ。でも、父さんもルシウスおじさんも弓の名手だから嬉しいよ。ありがとう。」


ルシウスさんから褒められるのは素直に嬉しい。

変なお世辞言わないから信用出来るからね!


てかドラゴンいるのかよ!森の外怖え…


そうして俺は10歳になるまで弓に剣に魔力などの修行に明け暮れていった。







そして10歳の誕生日、ついにスキルを授かる日がやってきたのだ。

次回、やっとスキルゲットだぜ!

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