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追憶

作者: ジョリオ

序章


 ある日幼なじみの幸介と葵は朝、学校へ向かっていた。学校へ着くといつものように葵は「おはよう!」

幸介「おはよ」といつものように返したその日の放課後 葵は正門で幸介のことを待っていた。幸介は「葵を見つけるなり帰らないの?」と質問をすると

葵は「幸介に話があるから待ってたんだけど!」

と言い久しぶり一緒に帰りながら幸介は、「そうえばさっきの話なに?」と聞いてみた葵は「最近帰り道に後ろから追いかけられてる気がするんだよね~」と冗談半分に投げ掛けた幸介は笑いながら「そんなわけないだろ~気のせいだよ」と返したが本当の所心配している部分もあったがそれは言えなかった…‥

葵は「だよね~」と言いその日はそこから今日学校であったことを話ながら家まで久しぶりに送り届けたが何も無かった。

それは葵が事件に巻き込まれるカウントダウンでもありその時は誰も知りよしがなかった


「事件3日前」


次の日も普段通り朝学校に行くと葵は先に

着いており友達と話してる姿を見つけるなり。幸介は心の中でいつも通りじゃんと思い休み時間に葵を廊下に呼び幸介は「やっぱり葵の思い込みだったんじゃない?」と言うと

葵も 「だね!最近疲れてるからそんな気がしただけかも?」とお互い微笑みながら教室に戻った。その日の学校終わりちょうど、幸介は葵を見つけたので幸介は葵に「今日は1人で帰れるでしょ?」と言うと葵も「当たり前じゃん!」と言いい以前のように二人は家に帰り幸介が

リビングでゆったりしていると、携帯に一通のラインが入ったそこには葵から

「やっぱり追いかけられてるかも知れない」と送られてきた。それも写真付きで送られてきた。そこには誰かが葵の家を見つめていた。

幸介はラインを見るやいなやすぐに葵に電話をかけたすると!すぐに出た葵は震えた声で

「どうしよう怖いよ…‥」と言ってきたので幸介は自分でもどおしたら良いのか分からなくなったなったため、慌てて

「お父さんに相談しなよ!」と強く勧めたが葵は「ヤダ!心配かけたくない」といったそれもそのはず、葵の家は今年の

1月お母さんを病気で亡くし家にはお父さんとの二人暮らしだったからだ。幸介は「今日はとにかく今日は家から出るな!明日も学校は休みな!」と言うと葵も「うん…‥」と悲しげに答え電話を切った


「事件2日前」

 幸介は心配していたが今日は昨日の電話で休むと言ってくれたから安心して学校に着くとそこには葵の姿を見つけた。急いで葵を廊下に呼び出し怒り気味に幸介は「なんで来たの!?なんで、学校休まなかった?」と聞くと葵は「だってお父さんに心配かけちゃう」と言いうと幸介は「お前のことが心配なんだよ!頼むから言うことをきいてくれ!」ついこの事件以降これまで言えなかった本音が漏れた 葵は「ごめん…‥ありがとう」と言い教室に戻りすぐ友達の輪に入り話を始めていた。その後学校では

二人とも話すことは無かった




「事件一日前」

その日の夜また

葵から電話がなりすぐに幸介は出た。「どうしたの?」

と言いうと葵は「今、家に着いてポストを見たら幸介と私の二人で帰った時の写真が入ってた」と言うと幸介は「親に相談しなよ!」

と言うとさすがの葵も「分かった」と言った。

その日の夜お父さんにこれまでの事情を言うと、「明日学校休んで警察に行こう!」と言い警察署に着くと警察官は衝撃の言葉を言った。「この事案は事件として難しいです。」と言うと、お父さんは警察官に「最悪の事態になったらどうするんだ?」と怒りを目の前の警察官に向けたが警察官は

「通常事件は起こってから捜査にはりるものでして」とマニュアル通りの回答をし二人はなにも言えず渋々家に帰り着くと

お父さんは家の周りにカメラを着け監視した。


その日の夜、葵は幸介に電話をかけるとすぐに出た

幸介には休んだ理由を言ったのですぐに「どうだった?」と言う質問を投げ掛けられ葵は「警察官に言われたことをこと細かく説明を話すと」幸介もお父さんと同じことを言ったすると葵は電話の向こうで

自然に笑えてきた。「幸介お父さんと同じこと言ってる私のことをこんなに心配してくれる人がいて本当に幸せだな~」と答えると幸介は「おい!本当に心配してるんだからな!笑うなよ」と言うと

葵は「ごめん、でも本当にありがとう!」と優しい声で葵は幸介にいうと幸介の心の中で「あ、ちょっとは元気になった!」と思ったその後は今日学校でなにか変わったことがあったかを話し、最後に明日は学校行けるからと話幸介は気を付けてねーといいその日の電話は終わった



「事件当日」 

幸介はいつも通り教室に向け階段を上っていると葵も階段を登りながら

友達と話していた。その日葵は幸介に

「今日は友達と帰るから大丈夫」と連絡をし幸介も「了解」と返信をした葵は放課後

友達と帰っていたが友達とは

途中で別れた。そして、家に着く直前の人通りの少ない細い道を通って帰りあと少しで家に着くところだったそこは家のカメラにも写っているので葵も安心し帰っていると後ろから静かに男が駆け寄り持っていたすると、ナイフで葵の首元を

刺し葵はその場に倒れ込んだ。

ついに最悪の事態が起きてしまった

少しすると近くの家の人が通りかかり倒れている葵を見つけすぐに消防と警察に通報したが犯人はすでに現場には姿は無く葵の目には涙が流れていた。その後会社にいる父親に警察から電話が入り事件の内容を聞くと、父親は立ち止まったが、すぐに急いで病院に行くと帰らぬ姿の葵がいた。そのあとすぐに幸介が到着し葵がいる部屋に着くとその場にお父さんがしゃがみこんで葵を見つめお父さんは「ごめんな…守ってやれなくて怖かったよな」と言い涙を流しなら話しかけていた幸介は何もできず、ただ見つめていた。

次の日に犯人は逮捕された

決定的な証拠になったのは不運にも娘を守るために家の周りにつけた監視カメラの映像だった。

警察はすぐに取り調べをし

被害者との面識について聞かれると犯人は「落ち込んでいる時に偶然友達と帰り笑顔で話してる葵を見てなぜ、そんな笑顔で居られる?自分は何もかもを失ったのに!と思いその日から犯人は葵のことを追いかけ家を特定し彼女からどうしたら笑顔を無くせるのかと考えたところ殺すしかないと考えやってしまった」と答えた。このニュースは日本を震撼させ、幸介と父親は「インタビューで天国の葵も犯人が捕まってうれしいはずです」。と答えた。記者からは「犯人への怒りや復讐心はありますか?」と言う質問には静かに二人は「怒りはもちろんあります。ですが復讐心はありません。それは葵がそんなの望んでないです。」と答えその後も 二人は淡々と答えたが二人の目には涙が流れたその後幸介は会見を終え家につくなり、幸介は自分に腹がたったもっと葵のことを心配してあげれば、もっと着いていてあげればこんなことにならなかったのに、葵を不幸な目にあわせたのは自分だと自責の念に苛まれたがもうなにもできなかった…‥


「久しぶり」

事件の次の日も通常通り学校はあり朝の朝礼では葵に向け黙祷があった幸介はそれからいつもなにもなかったかのように友達と話したりし明るく過ごしていたが心のなかでは葵のことを忘れられなかったそんなある日ふとカレンダーを見ると葵の死から一ヶ月が経っていた幸介は久しぶりに葵の家を訪ねお父さんに挨拶を済ませ仏壇の前にゆっくり座ると笑顔の葵が迎えてくれた。幸介は葵にあれから学校であったことなどを話しているとそっと後ろからお父さんが「葵の部屋を片付けていたらこんなものを見つけたんだ幸介君にもこれを見てほしいんだと」言い幸介は何かと振り返るとそこには小さな手帳がだった中身はその日あったことなどを記録した日記だった見ていると幸介のことも書いてあった…‥久しぶり一緒に帰った中学校ぶりだ懐かしい!

葵は今回のことを幸介に話したすると幸介は「そんなわけないだろ?と言われ少しショックだった…」次の日少し期待をしまた帰るかな?と思ったが幸介は「一人で帰れるでしょ?」と言われ葵も強がってみた家に帰ると知らない人が家を見ていた、怖い!葵は幸介に電話をしたするとすぐ出てくれた!安心したこのことを話すと幸介は慌てていたがアドバイスをくれた!嬉しかった!幸介には明日休めと言われたがお父さんに心配をかけてしまうので、学校には行こうと思う

次の日幸介に始めて怒られたでもいつもは幼なじみとしか想っていなかった幸介が初めて本音を言ってくれて本当に嬉しかった!と書いてありよくみると紙が滲んでいた。それは葵の涙だった

その後は学校であった面白いことや友達と喧嘩したこと仲良くなったことなど書いてあった

事件前日も来週から始まる見たい映画を友達と見に行く確か幸介も観たがっていたから誘おうと思う楽しみ!早く感想を書きたい!と書き綴られていた

幸介は「俺がふと言ったこと覚えてたのかよ」と言い自然と涙が流れたその後は涙で溢れ文字が読めなかった

お父さんは幸介君にこの手帳もらってほしいんだあの子もそう願ってると思うからからと言うと幸介も涙を流しながら幸介は「はい…‥」と答え幸介は葵の家をあとにしそれからは月日が経ち

それからも年に一度幸介は葵のお墓に行きその時の出来事を報告し、今年は幸介が結婚をし子供も出来た事などを報告をし最後にまた来年来るねと言い帰ろうとすると遠くから一人の男性が歩いてきたよくみると葵のお父さんだったお父さんは幸介を見つけ「久しぶり!結婚したんだね!それに子供が出来ておめでとう!」と言い祝福してくれた。お父さんは「今年もありがとうね!」と優しい声で語りかけ幸介は「今年は葵にこの事報告に来ました!とまた来年来ます」と言い残し帰って行った


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