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僕たちはゴミ箱の中で  作者: あかさか あいな
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プロローグ

この国は綺麗だ。

汚いものなど何もない綺麗な国。

道にゴミなんてないし、犯罪を起こす人もいないし、社会に貢献しようとしない人だっていない。

綺麗な、綺麗な国。


なんて思う奴なんてここにはいない。


どうしてこの国は綺麗なの?どうして?

そんなの簡単だ。

ゴミ箱だよ。

ほら、みんな片付けするときいらないものはゴミ箱に捨てるでしょ?

そう、この国にはそれがある。

この国に不必要な人はこの街に住まされる。

例えば、何度も犯罪を起こしそれを快感だというサイコパス、働こうともしないニート、いじめっ子……

まあそれぞれだ。

とにかくこの国に不必要だと判断された人たちはこの街に放り込まれる。

通称ダスト(がい)______。

めっちゃ治安悪いし、町中ゴミだらけだし、毎日犯罪は起きてるし

明日の命なんて保証されない。


ある日、僕はその街に来た。


なんでかは知らない。犯罪なんてやったことないし(てかやりたくないし)、高校生としてバイトとか勉強も頑張ってるし、いじめなんてしてないし。

この街に来る理由がない。

でも可能性としてあるなら


僕が国の秘密を知ってしまったから。だろうか?


だとしたら、これは汚いことだ。

なんて自分勝手な、汚い判断。

そんなのこの国にあってはならない。

この国は綺麗でなくてはいけない。

汚いことなど許されない______。

だから僕はきめた


「こと国を潰す_____。」

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