男どもはアホしかいない
そんなこんなで、ゴミ捨て場到着。そして私たちはある大事なことに気づく。
「・・・・どの袋か分かんなくね?」
「うわっ、臭っ!!」←零ちゃん
「こいつ、カップ麺しか喰ってねぇよ。体に悪いぞ?」←
りゅうさん
誰だよ、お前。
カップ麺評論家?
そんなのないわ。
「あ、エロ本。」←優
「ぬわぁにぃーーッ!!」←りゅうさん
「残念でした、少女雑誌でしたー。」
「くそぅッ!!騙され・・」
「お前等口動かす前に、手ぇ動かせ。」←私
「「スンマセン。」」←卯月兄弟
よろしい。
「むつきぃー?このゴミ、どうしたらいーい?」
遠く(?)から零ちゃんが叫ぶ。
「何のゴミ?」
「エロ本。」
くわっ!!!!!!
「うわぁっ!!何よ、お兄ちゃんたち!?」
「「その本は、渡さない!!」」
「零ちゃん、ライターあるかな?」
「あら偶然。私も使おうと思ってたのよ。」
「・・・燃やすのか?」
ちょい凹み気味の優が言う。
だから、私は満面の笑みで言った。
「大丈夫♪あんたらを燃やすだけだから♪」
その後、優とりゅうさんは超真面目にスケボーを探し始めた。零ちゃんも、黙々作業を続けている。うん、やれば出来るじゃないか。
・・・背中の焦げが気になるけど。
「・・・ほんとに点火するなんて・・・ぶつぶつぶつ」←優
「添加物!!」←りゅうさん
言うと思ったよ。
「あったぁーッ!!」
またもや零ちゃん。
やったあ!!これで家に帰れ・・・
「エロ本。」
「お前は何探しとったんじゃああああああ!!」
あとそこの男子二名、
そんないいなぁって顔をするな。
作業開始から、約15分。
見覚えのある板が現れた。
「あっ・・あったぁー☆」
「「「エロ本が?」」」
「違うわ。」
いい加減そのネタから離れろ。