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金子み◯ゞ
私たちは走った。
それはまるで鳥の様だった。
私たちは足を止めた。
それはまるで壊れた時計の様だった。
私たちは見た。
・・・鼻歌を唄いながら歩いてくる手ぶらの利愛の姿を。
「遅かったかぁ!!」
「いや!まだよ!まだ収集車が来る時間じゃないわ!」
「じゃあまだゴミ捨て場に・・・」
「走るぞォォォ!!」
私たちは走った
まるで鳥の(ry
・・・鳥って走らないよね・・?
今更だがゴミ捨て場までは、やたら遠かった。
「おい!ただ走るのもなんだからしりとりしようぜ!りんご!!」←りゅうさん
突然始まったしりとり。
「私の憧れのゴルゴ30!!」←零ちゃん
・・・憧れ?
「サーティワン!!」←優
いや、サーティだから。
「アイス!!」←私
あ、間違えた。
これじゃマジカルバナナじゃんか。
「スイスイ水曜日!!」←りゅうさん
泳いでんのか?
「美化委員。」←零ちゃん
どうしたぁッ!?
零ちゃんどうしちゃったの!?なんでそんな普通にしりとりを・・・
「・・・になった先生。」
先生虐められてるじゃないですか。