あ、まだ続くんですね
「いやちょっと待ってよ!さすがに二話短すぎるよ!!!しかも誕生日って章の名前でネタバレしてるよ!!!!!サプライズもクソもないよ!!!!!」
クルミル様がなんか喚いてる。
「ならどうします?なにかやります???」
必殺、零ちゃん威圧。
「なんでもないです、すみません」
「そういえばクルミル様いくつになるんでしたっけ?」
「今年で中3かな」
「中3!?」
受験戦争真っ只中じゃん
「あぁでもほら、僕はミロックを守らないといけないし高校へは行かないよ」
「いえ、クルミル様、それはいけません」
白空が立ち上がる。
「今時中卒なんてどの企業も雇ってなんかくれません。行くことに意味があるんじゃない、続けることに意味があるんだ!!!クルミル様、まだ間に合います!頑張りましょう!!!」
無駄に熱いなぁ…
「でも白空って高校行ったっけ?」
「あ、知ってた?」
「行ってないの!!?」
てかなんで卯月はそれを知ってるの!!!??
白空が行ってないってことは利愛も行ってないだろうし、零ちゃんも行ってないしあれみんな行ってなくね
「よーし!そんなクルミル様に問題を出そう!!」
どこからかホワイトボードを持ってきた竜がファインディングポーズをとった。
「第一問!応仁の乱はいつ起こった!?」
「えっと…1467年だよね」
「ぐほぉ」
「ゲームセット!!師走竜失神!!勝者、クルミル様!!」
利愛が叫ぶ。竜弱すぎわろた。
はぁ、とため息をつきクルミル様は言った。
「高校はいかないけど勉強はちゃんとしてるよ」
そうだよねぇ…
ちょっとはしとかないとミロック王なんてやってられないもんねぇ…
「そういえばむつきは賢いの?」
零ちゃんが尋ねる。
「むつきは常に学年トップだよ!クラス委員もやってるし」
竜が私の代わりに答えた。
「ふーん…なのに友達いないんだ?」
「…」
「零ちゃんやめて!むつきのライフはもうゼロよ!!」
利愛が先ほどからずっとニヤニヤしている。
「利愛どうしたんだよ気持ち悪いぞ」
「クルミル様って恋愛とかするのかな〜と思って」
卯月の悪口も華麗にスルーする。
「というか、りゅうさんとクルミル様の出会いの話とか聞きたいよね」
「おいちょっとまて、今の流れだとりゅうと僕が恋人みたいになってるぞ」
それはそれでいいんじゃない?(すっとぼけ)
「まぁ、滅多にない機会だし、話すのもいいかもしれないですね」
りゅうさんが微笑む。
「そうだな、じゃ簡単に話すとするか」
そう言ってクルミル様は静かに語り出した。




