魔のマジカルバナナ
「バナナといったら黄色!」←クルミル様
「黄色といったらバナナ!」←竜
「バナナといったら黄色!」←利愛
「黄色といったらバナナ!」←白空
「ストップ!ストーーーーップ!!!」
私が叫ぶ。
ツッコミ役の零ちゃんがいないから辛い…
「わかったよ、じゃむつきからしなよ」
なんでキレ気味なのクルミル様。
「じゃ、じゃあいくよ!まっじっかっるっばっなっな!バナナといったら果物!」←私
「果物といったらおーれ☆」←りゅうさん
は?
「俺といったらイケメン…//」←クルミル様
自分で言うなよ…
「イケメンといったらおーれ!」←竜
あれ、これまたループするんじゃ
「オーレといったらカフェオレ!」←利愛
ナイス!!ナイス軌道修正!
「カフェオレといったら飲めない…」←白空
意外な一面を発見した
「飲めないといったらおーさーけ」←私
「えっ、俺飲んでるけど」←りゅうさん
「未成年飲酒だ!!!
警察!!警察呼んで!!」←利愛
「いや待て!俺はお前らより年上だぞ!!?
だから20歳超えて…あれ?今この小説の俺って何歳の設定だっけ?」
だからメタ発言はよしてください。
「今のはりゅうの罰ゲームだね」
「そ、そんなぁ…」
初の罰ゲームにウキウキしているクルミル様。
「恥ずかしいこと…そうだなあ。中学校の時ずっこけて好きな子のスカートずらしちゃったことかな」
「なにそれ漫画じゃん」
「これも漫画じゃないの?むつき」
利愛、そんな純粋な目で見ないで。
これも漫画、二次元の中です。
「じゃあ!続き行くぜ!!」
「まっじっかっるっばっなっな!二次元と言ったらかわいい!」←りゅうさん
「かわいいといったら…僕//」←クルミル様
「クルミル様といったら影が薄い!」←竜
見事にひっくり返したね。
「影が薄いといったらクルミル様!」←利愛
まずい、この流れはとてもまずい。
このままではIt's show timeだけでなく夢幻酷法まで打ち切りになってしまう。
「クルミル様と言ったら食料!」←白空
「「!?」」←私アンドゥクルミル様
食料!?
「あっ詰まったからむつきの負けー!じゃ恥ずかしい話どぞ!!」
もうなんでも有りなんだね…
恥ずかしい話ねぇ…
「表の顔用にはーい☆如月むつきだよー☆って鏡に笑いかけてるのを親に見られたことかな」
「「「………」」」
あの、コメントをください。
「お前らまだそんなバカなことやってんの」
卯月と零ちゃんが帰ってきた。
「二人ともどこいってたの?」
竜が尋ねる。
「あぁ、これをクルミル様にと思ってな」
卯月が可愛らしい袋を差し出す。
中を開けてみるとケーキが入っていた。
中央にはチョコペンでクルミル様誕生日おめでとう、とかいてあった。
そう、今日はクルミル様の誕生日だったのだ。
「優…零……」
クルミル様が泣きそうな顔をする。
「お店の人に言うのすごい恥ずかしかったんですからね」
「えっクル…クルミル?様???って言われたからね」
容易に想像ができた。
「ささ!早くみんなで食べよう!」
「ありがとう…!」
最高の誕生日になったはず!
クルミル様も喜んでくれたし、めでたしめでたし!




