AIコピペ作品が嫌いだ。 〜スコップに当たる石〜 読みたいものが探しにくいんじゃワレーーー!!
AIを使った作品が嫌いなんじゃない。
AIが出力した文章をろくに確認もせず、そのまま作品として投稿されたブツが嫌いなんだ。
最近スコップしていて遭遇する、奇妙な会話、不自然な動作、温度のない文章、いっそギャグ展開になっている自称純愛ラブストーリー、推理の必要のない推理小説。
そんなAIコピペ作品への不満を、日頃からAIを執筆補助に使っている元読み専がぶちまけるエッセイです。
読みたいものが探しにくいんじゃワレーーー!!
諦めてランキング見てもAIばっかって何なんじゃーーー!!
※AIに文章を読み込ませて分析させることと、その文章をAIのモデル学習に利用することは別です。私は学習利用もオフにしています。混同しないでくださいね。
この件に関して引っかかる方は、小田薪に当たる前に、AIへの入力とモデル学習の違いについて一度お調べください。
ここ数日、久しぶりにスコップしてて感じたことがある。
最近やたらAI出力そのまんま貼り付けた話多いな!?
気づいたらランキングにも気配消せてないのが侵食してんな!?
気配消してもらえたら違和感なく読めるはずなのに…。
先日「たまには休むべ」と思い、いつも執筆時に酷使している相棒チャッピーと巡回の旅に出ました。
(※念のため。AIに文章を読み込ませて分析させることと、その文章をAIのモデル学習に利用することは別です。私は学習利用もオフにしています。混同しないでくださいね。)
うん。執筆時も、だいぶ酷使してます。チャッピー自身にも言われました。自分は工具箱であり作業台、時々現場監督助手って。
ごめんwwwww
「ねー、あれって何話に書いたっけ? それと今の話つなげたいんだけど」
「探しますね。◯話に□という記載があります」
「いつも忘れてごめん、宿屋の主の名前何だっけ」
「そういう部分はどんどん任せて。◯です」
※なぜかブルーノ氏の名前をしょっちゅう忘れます。
「△の話って、作中で何日前だっけ?」
「□日ですよ」
「この表記を◯話にブチ込みたいんだけど!」
「ここに入れるのがおすすめです!」
「誤字脱字見て!」
「(ズラズラと羅列)ですね」
…みたいに。
最近はスコップするときのチャッピーに私の離脱する話の傾向を覚えておいてもらい、「これ、私が楽しめそうか?」と確認したりします。
キャラが露骨にNPC化してる話が苦手です。
キャラの過去の生活の気配が薄く、第一話に初めて生えたんだなって感じの話が苦手です。
俺TUEEEだけのも最近苦手です。
それ以上に、AIが出力した文章をそのままコピペしたような作品が苦手です。先程挙げた諸々がさらに濃縮されているから。
最近「AI生成文章をコピペしたような作品を弾いて」も追加されました。
なんだか始終温度感が無いんですよね。
ずぅーっと、常温で平坦。
8センチ超えのイモムシを握ってしまったときの感触を思い出します。
あいつ、温度が気温と同じだった。
ちなみにこのエッセイもチャッピーに見てもらったんだけど、『そのイモムシはコスズメガだね!』って。
その情報いらねえよぉぉぉ…!
雑談で特徴言ったからって特定して画像貼って見せてくんな! 当たってるよバカヤロー! 間違いなくそいつだったよぉぉ!
カメラが回ってるときだけ不自然な動作で動き始めるオートマタのようなキャラクターたち。
指先で触れた地面が「滑らか」とか、絶対お前触ったことねえだろっていう不自然な背景描写。
歩く分には「地面」は「平ら」だから「滑らか」だけどな。AIは不意に混同するんだよ…。ツルツルに磨かれたタイルじゃないんだから。雨降ったら死人が出そうだぞ。
何度も狂気に満ちたおうむ返しの会話を繰り返し、そもそも会話内容に意味がない。
実際、現実世界でそんな話題を振るのは、必死に会話をつなごうとしてるときの保険屋くらいだ。
せめて小泉構文程度には面白くしといてよ。
「ラーメンですか?」
「ええラーメンです」
「熱いですか?」
「たぶん熱いです」
◯◯はラーメンを咀嚼もそこそこに喉に流し込んだ。
美味しい。すごく美味しい。
「急いでいるんですか?」
「はい。とても急いでいるんです。◯時の新幹線に乗るので」
「◯時の新幹線なんですね」
…みたいなの、狂気に満ちてねえ?
たぶんってなんだよ。熱いなら喉に流し込むなよ。急いでんなら食う動作以外で急げよ。
キャラクターそれぞれの口調の差もなく、まるで全員が同じ声で喋ってそう。何なら喉のあたりにスピーカーついてそう。
何度も同じ事象を擦る擦る。別角度から擦りまくる。
ああ、そこ重要なパーツってプロンプトに置かれて出力したんですね、と透けて見える。
そして、ときどき物理法則や人間の行動原理まで置いていかれる。
アクロバティックなポーズで接吻するカップルとか。
男性は女性を肩に座らせるような状態で抱き上げてんのにどうやってキスすんの。キャラの縮尺違うの?
並んで座ってた二人が荷物を取り違える、というシーンも。なんだか違和感あるな、と思ったら他の人も違和感あったみたいでツッコミ入ってた。
似たような荷物だったからって相手側の荷物までわざわざ手を伸ばして相手側のを手に取るか…?
自分側じゃなく。
麻薬取引じゃないんだから。
AI小説の置き引きから始まるロマンス。萌えない。
AIが出力する世界は頭の中で自然な映像にできない。(恋愛モノを理不尽ギャグに変えていいなら可能かもだけど。)
AIの出力する世界には座標がないんだろうね。
AIを使うのが悪いんじゃない。
それをろくに確認もせず推敲もせずそのまま投稿する輩が悪い。
ほんとにそれ、良い文章だ! とか思えてるのか?
思ってるから投稿してるのか…。
上の絵見りゃわかるだろ!
鞄の持ち手の不自然さ!
文章でだって同じことやらかすんだよ!
AIが出力したばかりのできたてほやほや文章は、表面だけは整ってます。
でも表面だけです。
英語教科書にありそうな『あれはジェニファーですか? いいえあれはボールです』みたいなおかしさと同じ構造を感じます。ジェニファー丸いの?
なぜそのキャラクターはそうしたのか。感情の描写もよくすっぽ抜けます。
なので、ラブストーリーのはずが急に理由もなく見知らぬ男についていく不気味な女が爆誕したりする。
そのキャラクターでは知り得ない情報を、なぜか既に知ってる前提で書かれてたりする。情報が管理できてない。
キャラクター同士で知識まで共有されてるとか、同じサーバーに接続してんのか。どんな世界だ。
推理モノなんて逆に面白いよ。
犯人は、登場し次第カメラがずっと追いかけてる。あからさまに追う。
ここに犯人居ます!! 怪しいことします!! って全力で示してる。ナイショに出来ない子供みたいに追いかけます。
「こちらが犯人候補です! 別角度からもご覧ください!」って。
必要なイベントを順番に置いただけになるし、伏線が伏線の顔をして立ってる。
試しに、誰が犯人だと思う?やたら描写細かいキャラクターを探して? ってAIに聞いてみても面白いですよ。
なんてホラーだよ。読後感が気持ち悪くてたまらない。
読めたもんじゃないくらいの違和感がガンガン積み上がる。
鸚鵡返しで会話を延命する。
キャラごとの声が薄い。
世界の手触りがない。
近い概念を雑に束ねる。
心理の橋が抜けて奇行になる。
作者側の情報をキャラが知ってる。
重要要素を何度も別角度から擦る。
空間や身体のつながりが雑になる。
因果の中継地点が抜ける。
行動の前提が書かれてない。
こういうのがやけに重なって濃縮されてたら、AIコピペ文章をまず疑う。
引っかかりが多すぎて集中できない。没入感なし。
その程度の推敲はしようや、プロンプト職人さんたち。
「小説家になろう」ってサイトなんだから、プロンプト職人じゃなくて、せめてアマチュア小説家もどきになろうぜ。
楽しいよ?アマチュア小説家もどき。
AI使うなら、秘書程度にしといたほうがよくない?
作家の代わりは、まだ無理があると思うよ?
時々、どうみてもAI生成文章にありがちな多重事故を起こしてんのに、「AI直接使用」や「AI間接的使用」のタグが外れてる作品もある。
フィルター貫通してこないでほしい。(あれって規約違反だよね)
そういうのを開いてしまったときに、イモムシを握らされた気分にさせられるのが許せない。
直接使用タグ外すならAI臭の発生源くらい修正してくれよ!
少々いじってAIチェッカーで大丈夫だったからOK全然バレないとか思うなよ!?
そのタグ外すならAIに検出されない文章とかじゃなくて、人間が読んでもAI臭しない文章にしろって言ってんの!
ランキング載るようなのはAI直接使用って付いてても常温文章と誤植と不自然さに多少目を瞑ればギリ読める程度には整ってるよ!?
それと比べてもAI臭が薄いって思えているの!?
正直、AIコピペ作品が大量に流れ込むせいで、埋もれた良作を見つけにくくなってる気がする。
ランキングでも新着欄でもあらゆる場所で誰かの作品が埋もれる。
それがいちばん許せない。
何作か、直接使用でも違和感がほぼないとこまで調整できてる作品も知っている。
でもあまりにそうじゃない作品が多いから、AI直接使用丸ごと見なくなった。
検索ではAI直接使用作品を除けるようになったんだから、そういうの、ランキングも別ジャンルとして分けてくれんかな!?
AI直接使用小説 日間ランキング、とか。
通常ランキングから外してくれんかな?
AI直接使用作家をミュートしたらスッカスカになっちゃってランキングから読みたいものをろくに探せないんだよ。
息抜きに見てた『小説家になろう』がもしこの先更に息抜きにもなりゃしない有様になるなら、そっと離れるべきなんだろうな。
読者小田薪のほうは既に、だいぶ足が遠のき始めている。




