次回予告
――沈黙していた天界アリーナに、突如として光が奔る。
機械の翼を広げながら、ミカエルが再起動した。
観客席の上空に浮かぶホログラムが一斉に輝き、
おなじみの実況ボイスが、再び響き渡る。
> ミカエル:「……システム・リブート完了。
> さぁ、みんな、お待たせしましたッ!!」
巨大スクリーンに映し出される、三つのシルエット。
クラリッサ――理を超えた“誇りの罪”。
エリシア――虚構を操る“知の罪”。
ミレーユ――祈りに縋る“信仰の罪”。
ミカエルの声が、いつになく荘厳に響く。
> ミカエル:「断罪フェス、ついに最終幕!
> 舞台は“贖罪の天秤”。
> 戦うのは――信仰、虚構、そして誇り。
> 三つの罪が、いま天秤にかけられるッ!!」
映像が一瞬フラッシュし、
赤と青の光が交差して“CROWNLESS”の文字が浮かぶ。
> ミカエル:「次回、《決勝戦:無冠の贖罪者》!
> その勝利は、罰か――
> それとも、救いか――!!」
エフェクト音が静かにフェードアウト。
最後に一枚のエンドカードが浮かぶ。
エンドカード
Next Episode:
《無冠の贖罪者 ― Crownless Redeemer》
「誰も正しくない。
それでも、信じたい。」
淡く光る天秤の上で、三つの羽が舞い散る。
その中央には――まだ冠を戴かぬ“贖罪者”の影。




