人気投票システム、発動!
突如、カフェの照明がチカチカと明滅し、天井のスピーカーから機械音声が響き渡る。
カウンター上のホログラムスクリーンには、無慈悲な文字が浮かび上がった。
「新システム導入:観客人気投票《罪ランク》、始動!」
「人気の低いキャラは――《再審枠》として次回登場予定!!」
甘い香りに包まれていた空間が、一瞬で冷え込む。
ミレーユ:「……つまり、“人気”が罪になるのね。」
マルガレーテ:「え、なにそれ聞いてないんですけど!?
スイーツで釣ってもダメとか、理不尽じゃない!?」
クラリッサ(カップを置きながら):「……つまり、また戦えってことね。」
リュシー(スマホを見つめて):「どうせ私、SNS弱いし……
“嫉妬”担当なのにフォロワー減るってどういうこと。」
ヴァレンティナ(コーヒーを啜りながら):「票が欲しいって、殴り合いじゃないのか。……私の領域外だな。」
ミカエル(実況AIのボイスが高鳴る):「いいね数が運命を決めるッ!!
戦場はカフェからクラウドへ!!
これが――断罪フェス《人気投票編》だッ!!」
効果音:ドンッ!!(テーブルの上に“罪ランクボード”が出現)
マルガレーテ:「って、ちょっと!? 私、デザート中なんだけど!?」
ミレーユ(ため息):「……甘くも苦いわね。人生も、人気も。」




