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悪役令嬢グラフェス ―断罪されたけど元気ですわ!―  作者: 南蛇井


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3/67

舞台転換演出

まばゆい光の中──。

六人の悪役令嬢たちは、それぞれの断罪の瞬間から天へと吸い上げられた。

目を開けると、そこは白金の大広間。

床は透き通るような雲。

空に浮かぶ巨大なアリーナが円環状に広がり、

その外周には、無数の天使・幽霊・かつての貴族たちが観客として並んでいた。

観客たちは、光の羽を揺らしながらざわめく。

「あれが“ロート家の令嬢”か」

「いや、こっちは“学園を燃やした子”よ!」

「今年の断罪フェス、キャストが豪華ね!」

頭上にはホログラムの文字。

《断罪グランドフェスティバル202X 開幕》

音楽が鳴り響く。

ファンファーレ+ロック+オーケストラ。

天界特有の“荘厳なのにノリが軽い”サウンドだ。


登場:断罪神官ミカエル(MC)

突如、光の柱の中から男が舞い降りた。

白金の羽を背に、サングラスをかけた──天界神官ミカエル。

服装は神官ローブに見せかけて、明らかにアイドルMC仕様。

彼はマイク(天使のラッパ型)を構え、朗々と宣言した。

「さぁ〜〜! 集まったわね、罪深きレディたち!」

「ようこそ、《断罪グラフェス》へ!」

「勝てば名誉回復、負けても笑いを取れ!」

「そしてなにより、美しく反省せよ!!」

観客「フゥーーーーッ!!!」

(光の紙吹雪が舞う)



クラリッサ(傲慢)

扇子をパチンと開いて、涼しい顔で。

「反省……? それ、ドレスコードにありますの?」

(観客、笑い声)

ミレーユ(色欲)

ワインを掲げ、あくびを噛み殺しながら。

「笑いを取れって……ここ、地獄のバラエティですの?」

ヴァレンティナ(憤怒)

腕を組み、眉をひそめる。

「戦う理由が、わからん。」

ミカエル(ドヤ顔で)

「理由など不要! 感情こそ、神の燃料だ!!」

観客:「うぉぉぉぉぉ!!」「説得力ゼロの神だ!!」


天界ドローンがふわふわ飛び回り、全方位から配信開始。

観客の頭上にはコメントホログラムが流れる。

『#断罪フェス開幕』『#今年の傲慢かわいい』『#憤怒ガチ勢』

MCミカエル、テンション最高潮で指を鳴らす。

六人の足元に、それぞれの紋章が浮かび上がる。

傲慢:金



色欲:紫



憤怒:青白



嫉妬:銀



虚飾:金粉



知識:赤黒



「これより、第一回戦ステージ抽選を開始する!」

天界ルーレットが回転。

中には「婚約破棄劇場」「嫉妬花園」「断罪ステージA」などの文字が回る。

クラリッサ:「……婚約破棄劇場? またアレをやるんですの?」

ミカエル:「再演こそ、反省の第一歩!」

リュシー:「……この番組、視聴率のために私たち断罪されてません?」

ミカエル:「気のせいだよ☆」


ルーレットが止まり、光が弾ける。

『第1ステージ:婚約破棄劇場 ― 傲慢 VS 色欲』

クラリッサとミレーユが同時に一歩前へ。

クラリッサ:「……あら、また貴女とご一緒?」

ミレーユ:「ええ、まさか“破棄”を奪い合うとはね♡」

観客が沸騰。ミカエルが絶叫。

「開幕カード、華と毒の婚約破棄バトル!

 勝つのは誇りか、誘惑か――断罪開始!!」

BGM:「罪と花のステップ(Glafes Mix)」

光のステージがせり上がり、二人のシルエットが交錯。

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