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        11 彼との面談

 彼がやって来た。面接試験のようだ。当面アンドロイドに研修を引き続きしてもらうそうだ。

           11  彼との面談


 彼との面談の日が来た。彼とは研修室で面接試験でも受けるように対面した。彼から発言した。

「アンドロイドに確認したが、引き続きここに留まりアンドロイドの指導受けたり私の指示に従って行動する事でいいか。」

それでいいのだが、ニュアンスが違う。

「あなたが指導して下さるのでないのですか。」

正しい表現をして欲しい。

「いずれそういう時が来るだろうが、今まだアンドロイドで十分だ。今回きみが故郷に帰る可能性があったが、これ以上の力はかえってきみが生きづらくなると思って研修期間を短くしたが、きみの力が十分付かないと私が直接指導しても意味がない。きみも不滅の存在だ。アンドロイドを超越するまではアンドロイドの指導を受けた方がいい。実力がアンドロイドを超えたら私が指導しよう。」

今までアンドロイドに指導して貰って来たのだ。アンドロイドに実力で優った自覚などある筈がない。アンドロイドに実力でまさる日が来るのだろうか。

「判りました。その日が来るように努力します。」

正直彼の直接指導は出来れば避けたかったのでありがたい。しかし、彼に貰うのはアンドロイドは課題と言っていたが彼は指示と言っていた。教育的な意味があるかないかだろうけどまあどちらでもいいか。

「課題でも指示でも取りようだと思う。私は宇宙の安寧を担う仕事している。私が出す課題でも指示でもきみの実力を考慮した宇宙の安寧を担う仕事だ。それを繰り返せば教育的効果あるのでないか。」

あちゃーテレパスされたよ。実力に合わせた宇宙の安寧を担う仕事か、どんなもんだろう。

「ニコライ星と言う星から、ドラゴン討伐の依頼が来ている。私が行くほどでもないからアンドロイドでも差し向けようかと思ったがきみの課題になるな。詳細はアンドロイドに送っておくから都合のいい時に行ってきてくれ。」

 それからは、100年もすればアンドロイドの実力に達するだろうとか星の間のいざこざが一番問題だがきみにはそれを解決する手段がまだない。変革自在という魔法だがきみはまだ早い気がする。そういった段階の教育はアンドロイドに任せてある。星の間のいざこざもきみの課題出来るかアンドロイドに尋ねて欲しいそうだ。

「研修期間が終わったら、その後はアンドロイドの研修とか私の課題があるにせよ、一応の区切りが付く、故郷にも10年以上帰ってないのだろう。元気やっているくらい言いに行った方がいいのではないか。そのなりでは問題なら変幻自在を使えばいい。」

等々話して去って行った。

 アンドロイドに彼からいろいろ話しかあった事話した。するとアンドロイドが、

「全て聞いておりましたから大丈夫ですよ。先ずニコライ星のドラゴンは今のマリエール様で十分倒せます。研修中の実習にしましょう。向こうと調整して日時を決めます。ただマリエール様お一人では逃げられる恐れがありますのでアンドロイドを最低3体作って前後左右取り囲んで攻撃して下さい。変革自在は研修中に学んで頂くつもりでしたので問題ありません、ただ星間のいざこざは簡単に解決出来る問題ではありませんので故郷にお戻りなって、こちらに戻ってから以降ならお引き受けする事にしましょう。故郷への帰郷は研修後でお願い致します。」

優秀なアンドロイドがいると本当に助かる。

 てきぱき物事を決めるアンドロイド。出来るアンドロイドがいると本当に助かる。

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