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Prolog

春。



まだ少し冷たい風が頬をなで、桜並木が揺れると同時に

花びらが辺りをピンクに色付けて、行き交う人が足を止める。



こんな日に思い出すのは、いつだって " 君 " の事だけで。

私の心は、あの春からずっと、



…ずっと、止まってる。



ヒラヒラと目線の先を舞う花びらを見ながら、" 君 " との思い出が今でも鮮明に蘇る。




…ねぇ、" 君 " は今どこにいますか?



もしも、願いが叶うのならば。




私はもう一度、" 君に会いたい "






桜の花に願いを込めて start.



他のサイトで書いていた物をリメイクして書いてます!!

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