フランスで何故か薪やペレットを使った暖炉の売り上げが伸びて居るらしい件。
はい。
このエッセイは作者の個人的見解です。
エッセイの内容を鵜呑みにせず御自身でお調べする事を推奨致します。
コロナ禍以前SDGsのカーボンニュートラルの名の元に二酸化炭素削減が叫ばれて居た欧州だが何故か2023年秋頃から薪ストーブが売れて居るらしい。
そんなフランスで薪ストーブが売れて居る原因は物価高騰に寄るエネルギー価格の上昇だそうだ。
電気やガス等の価格高騰に寄って寒い冬を越せても暖房の使用料金支払い額だけで家計を圧迫し下手をすると経済的に破産してしまうと言う事が主な要因に成って居るとか。
其の為か価格が安い薪やペレットを使う昔ながらのストーブの方が家計的にも暖房代を安く済ませられるんだそうだ。
とは言っても薪ストーブ本体自体は安くは無いのだが欧州の場合、永続的に使う方が高騰したガス代や電気料金寄りも遥かにコストの面では安い事から売れているんだとか。
しかも薪やペレットは再生可能なリサイクル燃料とか何だとか・・・。
実は日本政府はSDGsの影響に寄りだいぶ前から薪ストーブの推奨をして居たりする。
しかも日本政府の薪ストーブの推奨に対して人に寄っては薪ストーブを販売する業者と政府が結託して居ると言う謎の陰謀論を唱える人達が出たくらい。
面白いのは日本がSDGs対策として薪ストーブを推奨して居た頃、欧州や米国では、そんな薪ストーブを推奨する日本政府に対して批判的な声が有った。
曰く、薪ストーブは二酸化炭素削減に何ら寄与しないとか寧ろ却って酷く成るとか。
リサイクル燃料と言われてる薪は木材燃料で有る事から薪を燃やしても植林すれば植林した木々が成長する際に薪として燃焼した二酸化炭素を吸収するとか、そして二酸化炭素を吸収し成長した木々を薪にして・・・と言う流れでリサイクルして行くと言われて居る。
だが実際は薪を燃やして発生させる二酸化炭素量の速度と植林した木々が成長して吸収する二酸化炭素量の速度が違う事から考えると無理が有るとの事だ。
要は発生する二酸化炭素量と処理される二酸化炭素量が同じ量では無く、薪を燃やして発生する二酸化炭素量が植林して二酸化炭素を吸収する木々の処理量を遥かに越えて居る為にリサイクルとは言い難いとの事だ。
下手をすると薪にする為に伐採する木々の量が植林して増える木々の量を上回る事に成るとの指摘も有る。
因みに一軒の家が薪ストーブを夕方から朝まで使用する場合の薪の量は1日平均で25キロと言われて居る。
豪雪地帯だと30キロも使用されるとの声も有るくらい薪が消費されるんだとか。
日本や外国では昔に人口の増加に寄る薪の使用で森林が激減しハゲ山だらけに成った歴史が有るくらいだ。生産が消費を上回った事で起きた問題も有る事からリサイクルとは言い難いだとか。
他にも煙害に寄って建物が密集した都市部での使用は近隣の人達と揉め事を起こす為に厳しいとの声も有った。
他にも色々と日本政府に対して批判して居たのだが何故かウクライナとロシアの戦争に寄って起きたエネルギー問題に寄り日本への薪ストーブへ批判は無かった事の様に為り薪ストーブはリサイクルで環境に優しいと言い出してたりする。
逆に推奨してた日本政府側だったが現在では薪ストーブは決して環境に優しいと言う分けでは有りませんと言う枕言葉を着けて適切な使用方法に言及してたりもする。