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それはある時突然に?2

不思議な浮遊感と共に、ポイっと投げ出された。

ドサリと落ちた先は森の中。

一角だけが何故か一本の木もなく、丸く草原のようになってる場所だ。


「痛っ。もう、何よ急に、、」

軽くお尻を打ってちょっと涙目になりながら、

悠里は辺りを見回す。

「あれ?家の近くだよね、なんで森?

 っていうか、ここどこ~~!!!!!」


静かな森の中で悠里の声がこだまする。





その少し前。

ここ、グリードエンド王国では、週に一度、

王国の西にある森を騎士団が巡回している。

騎士団は第一から第三隊まであり、

第一は国王周辺を守る隊。

第二は王都周辺を守る隊。

第三は主に諸外国から守る隊、で構成されている。


魔力に満ちた森は通常は空気が澄み、聖地とされているが、

時折魔力が歪み、歪んだ魔力に影響され、凶暴化、巨大化した動物が「魔獣」となってしまう。

魔獣にも対抗できるよう訓練も兼ねて、

西の森の巡回はどの隊でも持ち回りで行われている。


本日は隊長、グラント•ロックスが率いる第二隊が受け持っていた。


森の中央部、森が丸く切り取られたような草原部分にたどり着く手前、

突然草原が白く光り始め、徐々に天地をつなぐ一本の柱のような状態となった。


「全軍止まれ!!」

厳しい声と共に、軍は停止した。

何が起きても不思議はない西の森。

騎士たちは落ち着いて、光る柱を見守っていた。




光が落ち着くと、

「ここどこ~~!!!」と、叫ぶ声がする。


グラント達の隊が周りを警戒しながら声のする草原にたどり着いた。

草原の真ん中には不思議な服を着た小柄な人が座り込んでいた。



第一隊→SP

第二隊→警察、消防

第三隊→自衛隊

ざっくりと、こんなイメージ。

隊同士は合同で動くこともあり、仲は良好。


隊のみんなは、初めは悠里を少年と思ってました。

接するうちに「あ、女の子か」と思った事は隊の中では暗黙の了解で秘密になりました。

若干扱いも丁寧になったのですが、悠里は気づいてません。


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ご覧いただきありがとうございます。 アルファポリスでも連載しております。 よろしくお願いします。 https://www.alphapolis.co.jp/novel/41904989/417615193
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