あとがきに代えて
とりあえず必要なルールは一通り書き終わったと思います。
TRPGのルールブックならここから先はデータ集というものがあるのですが、本作では作っておりません。
夏の間にデータ集など作ろうかと思いましたが、これはここでやめておきます。
理由は現状で分かりにくいからです。
プレイヤーと世界のつながりがわかりにくい。
本作はループとデジャヴを使った歴史改変SFものというジャンルです。
プレイヤー部分と世界部分のわかりにくいところがあったと思います。
本作におけるプレイヤーの立場は平行世界の住人です。
そのうえで自分のいた時間が実は偽物だと悟り、正しい時間に戻そうとするエージェントなのですが、まずその動機がわかりにくいですよね。キャラメイクで動機を作れるようにルールを設定しておりますが、それでもプレイヤーがその動機を納得できるかどうかは別。
世界部分は、偽物の世界と本物の世界があって、舞台はそのどちらでもない←え?
世界が偽物と本物に分岐する前に、時間遡行した先が舞台になるのです。
ふつう、舞台は1つか、対立する2つにするのが基本です。3つは多いんですね。
また、歴史的知識が必要な部分もわかりにくいところに挙げられます。
戦国時代だったり、フランス革命時代だったり遡行先はゲームマスターが自由に決められる、というのが本作の楽しいところだと思っていました。でもこれ歴史的な知識がある前提で遊ぶもの。みんなで楽しく遊ぶためのハードルが高いのはよろしくないです。
これらは解決策があります。今後はこれらを解決したバージョンを作ろうと思います。
これに伴い、システムの変更も行います。システムを変えたら別ゲーになるのですが、引き続き「ループ&デジャヴ」シリーズとして考えていただければ幸いです。
あ、それと2018年12月のゲームマーケットに当選しました。
次のシリーズはそちらでも発表しようと思います。
それではまたどこかで。
etc.




