2日目、4日目、6日目
PCは〈私たち〉に報告しなければなりません。
通常なら報告の義務は毎晩しますが、ループの影響か、2日目、4日目、6日目の夜にだけ〈私たち〉は君に接触してきます。
PCはこの事実を正直に話してもいいし、秘密にしておくのでもいいです。つまり、PCは二日間で起きたことのうち、一日だけ報告しても良いことになります。
報告にはいくつかルールがありますが、概ねGMのロールする〈私たち〉がPC一人ずつに尋問していきます。その尋問に答えるだけです、嘘でも本当でも。
GMは任意の順番でPCに尋問できます。尋問できるのは以下の3つで、一つの夜には一種類の尋問しかできません。
★〈ミッション〉の報告
GMはPCに〈ミッション〉の進捗度を尋ねます。
PCは全員で相談し、ラストイベントに関係すると思われる[キーワード]を3つまで宣言します。
GMはPCに明かさないように、『キーワード』が合っているか確認し、宣言しなかった[キーワード]と合っていない[キーワード]1つにつき、疑惑を+2します。何も分からないのは明らかな怠惰で、反逆です。歴史修正者の疑いがあります。
★歴史修正者の密告
GMはPCに歴史修正者が紛れ込んでいないか尋ねます。
選ばれたPCを操作するPLは他のPLに分からないように、GMに歴史修正者と思しき人物の名前か、誰も紛れ込んでいないと伝えます。
もしすべてのPCが「紛れ込んでいない」と答えた場合、すべてのPCに疑惑を+5します。歴史修正者を見つけるのもエージェントの仕事です。それを怠るのは反逆です。歴史修正者の疑いがあります。また、全員の結託を疑います。
密告されたPCが1人以上いた場合、密告されたPCに疑惑を+10します。それ以外のPCの疑惑は増えません。
全員が密告された場合、全員に疑惑を+2します。
★新たな〈ミッション〉の命令と確認
GMはPCに新しい〈ミッション〉を命令できます。他のPCに明かさないように、一人ずつ〈ミッション〉を伝えます。
その内容は、例えば「あるPCが歴史修正者である証拠を見つけろ。見つけられなかった場合、君は歴史修正者の疑いがある」とか「寺院を見つけろ。命令を実行しないのは反逆だ」とかです。
前者は疑惑が大きそうなPCに有効だし、後者はシナリオ解決のためのヒントとして出しても良いでしょう。




