表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
神様の幸せ家族計画  作者: 林 秀明
14/18

雨の公園

公園はとても大きくはないが、市内では名の知れた公園だった。休日は子ども達がサッカーをしたり、遊具で遊んだりできる公園だが、この日は雨が降っていて、時間も夕方で日が暮れつつあり、鈴木家以外は誰もいなかった。

「あっ。この公園は……」

誠はひとり言をいった。

雨が降っている夕方で、周りを特に注意して見ていなかったので分かりにくかったが、さゆりと結婚して、妊娠中に何度か散歩した公園。都会で周りに緑がなく、ゆったりと心大きく育つ子にしたいとさゆりが心強く願って、提案してきた公園。公園には緑がいっぱいあり、子どもの笑顔や笑い声が舞い、公園近くのママたちが談笑する幸せに包まれた場所で誠とさゆりはこの公園が好きだった。

「あの大きな木の近くにあるベンチへ行こうよ」

さゆりはそう言い楽しそうに娘達を連れ、歩いて行く。大きな木の横に屋根つきのベンチがあり、誠とさゆりはよくここで美香、理奈が生まれる前に、妊娠中のさゆりのお腹を撫でながら、良い子が育つようにと話しかけたもんだ。

「理奈が生まれてから、そういえば一度も言っていなかったな」

誠はつぶやきながら、さゆりの後を歩いた。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ