予告
西暦313年
太平洋の真ん中に、一つの島があった
これは
その時期に起きた
長きに渡る四大対立の
争いを記した
古き日誌である
そこはかつて
一つの島だった
名は「スペランザ島」
動物は地を蹴り
植物は根を張る
良くも悪くも
辺鄙な土地だった
民は助け合い
遊び、飯を食らい
眠る
ただそれだけの、平和な世界だった
─だが…
そこで、一つの事件が起きた
突如として、"大型の人"が姿を現した
それは民の間でたちまち噂され
次第にその"大型の人"は「巨人」と呼ばれ
全人類共通の敵へ
─そうなるはずだった
スペランザ島の一つの州「イゾラ州」
そこから、巨人が出てきているとの噂が流れた
そこから、四つの州で一つの国だったのが
四つの勢力へと分散
互いに仲の良かった民たちが
巨人という化け物によって、全てが引き裂かれた
それからというもの
四つの勢力は互いに勢力を拡大
その勢力の中で、種族が分かれた
大まかに分けて四つあるとされている
1,生まれつき何の能力もない「民族」
2,生まれつき知恵を持った巨人の力を持つ「マリア族」
3,生まれつき人間離れをした身体能力と、コミュニケーション能力を持つ「ランカ族」
4,生まれつきマリア族とランカ族の能力を持つ「フレイズ族」
ある者は殺し合い
ある者は奪い合い
ある者は占領し合う
名も無き小さな民よ
今こそ解き放て
全てを、この時の為に捧げよ
その白き翼を胸に抱き
この残酷で美しい世界に向かって
─羽ばたけ




