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冬の花火  作者: いずか
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結露

結露



胸の中に閉まっておいた


貴方への想い流れてく


空中漂う見えない (そう)


冷えた室内温めて


凍てついた想いの欠片達


溶けるでしょう?



白い窓つたうこの想い


伝わらぬ気持ちはなぞりましょう


貴方の目に余らぬように


精一杯愛の形



朝日が昇る庭


舞い散る白い花びらのように


儚い美しさと余韻も


余すことなく流しましょう


私の全ても



冷たい風流れ落ちる朝露


止まらぬ気持ち溢れ出す


じわり広がる水の跡


貴方の元に届かぬように


精一杯さようなら




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