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詩全集2

「物理」を考えさせるな

作者: 那須茄子

長方形の光の帯に包まれて

冷めた座席で

その光源を探す

どうやらビルとビルの間から

漏れているなにかのようだ


別にそれだけの理由で

降りるわけもなく

見なかったことにして

潰れたカバンから

使い慣れた英辞書を取り出し

人差し指で開いたページの単語を

覚えるつもりはなく

ただぼんやり眺める


そのうち

着くからと

ページをめくる

なにがなんだか分からないけど

物理に使う光を思い出すよりかは

はるかにマシだ


発音記号が妙に腹立たしくなる

あの方程式に入る記号と似ているから

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【※書き直しm(_ _)m※】 物理より  神理勧請  光あれ  ぶつりよりしんりかんじょうひかりあれ  m(_ _)m 
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