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呼び出された話

僕が筋トレを始めたのは6歳のときだった。

誰かを守りたいとか大層な理由はなかった。

ただ、足の速いやつはモテると聞いたので小学校から始めた。

小学校は下半身を中心にしていた。

中学校に上がるにつれて上半身も鍛え始めた。

その頃には、筋トレを楽しんでいた。

高校ではバランスが良くなるように調整し細マッチョになっていた。

中高と部活は入らなかった。

そのせいで、女性経験はおろか友達も居なくなっていた。


人生の転換点はここだったと思う。

高校二年生の夏休みに異世界転移が起こった。

忘れ物を教室に取りに行くと起こってしまった。

転移をした場所で混乱していると王様が話をしてくれた。

衣食住を保障するから悪いやつを倒してはくれないか。と取引を持ちかけてきた。

元の世界に戻れないかと話してみると、できないと言われた。

でも、考えてみると元の世界に未練はなかったと気づいた。

気づいてからは気が楽になった。

取引は受け入れた。


この世界では魔法が重要なことを知った。

そして、自分が魔法を使えないことも知った。

最初の一週間でこの世界について知った。

次の一週間で戦闘について知った。

その次の一週間で道具のことを知った。

そのまた次の一週間で筋トレ道具について調べた。

あんまりなかった。

次の一週間で旅道具の使い方を知った。

一番大変だった。

最後の一週間で戦う準備を整えた。

この間も筋トレは欠かさなかった。


悪いやつは瞬殺だった。

魔法を使えて、こぶし大の火の玉を出してきた。

熱くなかったので拳で粉砕した。

動揺したところを腹パンで一発だった。

そいつは、奴隷の密売人だった。

この世界の奴隷は魔法的なものではなかった。

人や動物を中毒性の高い薬で薬漬けにして自ら忠誠を誓わせて奴隷にしていた。

薬に害はないので長持ちすると知った。

僕はこんな鬼畜の所業をする奴らに怒っていた。


王様が報奨金をやると言っていたがほとんど何もしてないのでそのお金は国民に使ってくださいと言った。

そうしたら、王様が僕を王にすると言ったので、丁重に断った。

大臣やらなんやらの人が王様を必死に止めていて大変そうだった。

その後、謁見の間に行ったら王様ではなくお妃様が座っていた。

旅に出たいと妃様に伝えると、王様に一言言って行って下さいと言われた。

旅支度を整え、王様に言って王宮を出た。

今回は完結するかな?

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