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終わらない青春の中で  作者: 白月 海
29/61

29話 球技大会、開始!

あれから時間が進み、球技大会当日...

区の体育館とグランドを借りて行うので、学校から少し歩いた場所に移動していく。


「えー、それでは説明の通りバスケットはAコート、バレーはBコート、野球は外のグラウンドで行いますので各クラスの生徒達は種目毎に移動してください」


生徒会の指示の元、各々移動していく。

球技大会は学年関係無く試合を行う。


「真琴君、私達はバレーだから向こうのコートに行ってくるね。あ、あと...頑張ってね」


「ああ」


「東仙寺君、夏未が見てるんだから張り切りなさいよー!」


夏未と同じ種目の五十嵐は、ニヤニヤしながらからかってくる。

主に夏未の事をだが...


「...ああ」


「あら、冷たい」


「五十嵐...だったっけ、お前のせいか知らないけどあの後月野が不機嫌になって大変だったんだぞ」


「ふふふ、不機嫌にしたのは東仙寺君よ?何でか分からないの?」


「...は?」


「結構鈍いのね、あなた...それじゃね~」


「あ、おい」


真琴の制止を振り切り、自分のコートへと向かっていった。


(ふーん、もうちょっと鋭いと思ってたんだけどこういうのには疎いのね...あの時、カップルか聞いた時に違うって即答したのがまずかったのにねぇ...でも、これはこれで面白いわね!)


「えっと、雀ちゃん...また何か悪い顔してるよ...?」


「うーん、やっぱり夏未は可愛いわねー!このこのぉ!」


「えええ、ちょっと雀ちゃんー!」


仲の良い二人である。


そして、まずは1年生と2年生の試合が始まっていった。

真琴は後半に出る事になっている。

烏山も後半だ。


「っし、ナイッシュ!」


練習のおかげか、2年2組のシュートは良く決まっている。

得点をリードしたまま後半組の順番になった。


「おーし!いくぞー!」


「おおー!」


烏山がとても張り切っている。

いや、他のメンバーもだ。


「へいっ!」


烏山が得点を次々と決めていく。

さすがエースだ。


「おい、烏山先輩を囲めー!!」


しかし、これだけ烏山で攻めているとすぐ分かる。

得点をする人を囲んで守ればいいのだと。


(あー、3人に囲まれてるな...いくら相手が素人でも一旦ここは外に...)


「うおぉぉぉぉぉ!!!」


烏山は強引に攻め、シュートをする。


ガンッ


しかしそれは外れて相手ボールになってしまった。


「あちゃー、悪い悪い!」


「気にすんなって!こっちは勝ってるしな!」


「おう!」


そんな光景を見て真琴は熱が冷めていくのを感じる。


(...何か、中学生の頃の俺みたいだな)


それからというもの、得点はほぼ烏山が取っていく。

結果は大勝利でクラスのみんなも喜んでいる。


「おーっし、この調子で得点は俺に任せてくれ!絶対に優勝するぞー!」


この勝利で烏山もさらに張り切っていくのであった。


真琴は特に何も言わず、夏未や月野などの試合を見に行く事にした。


「お、割と順調だな...バレーに月野も出てるのか」


バレーの試合も勝っていた。

前半に男子チームが、後半に女子チームが出場している。

ついでにバスケは逆の順番である。


「野球は...1点リードか。こっちはちょっと危ないかもな」


際どい試合はあるものの、2年2組は順調に勝ってきていた。

次は3年生との試合だ。

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