【世界最強の王様】200文字
彼は世界最強の王様なので自分で何もした事がない。
朝起きたと同時に布団を退かす係、マブタを開く係、右手右足、左手左足をそれぞれに動かす係に加え、胴体を支える係に、頭の向きを変える係、王様の頭には意識発信装置が付けられており、それを読み取る係が、脳内シーバーで首を動かす係に合図を送り、王様の好む方角へと首を動かすというシステムであったが、その王様はある日、こう言ったとされている。
「逆に辛いんですけど」
彼は世界最強の王様なので自分で何もした事がない。
朝起きたと同時に布団を退かす係、マブタを開く係、右手右足、左手左足をそれぞれに動かす係に加え、胴体を支える係に、頭の向きを変える係、王様の頭には意識発信装置が付けられており、それを読み取る係が、脳内シーバーで首を動かす係に合図を送り、王様の好む方角へと首を動かすというシステムであったが、その王様はある日、こう言ったとされている。
「逆に辛いんですけど」
特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。
この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。