表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
愛しい私のお人形  作者: 永眠


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

8/30

6.あの過去の別荘へ⑤

ガラガラ、と重い車輪の回る音が嫌でも耳に聞こえる。

カーテンを開けて窓の外を見ると鉛色の空だ。…回りくどい表現はやめよう。光が少々差している曇り空だ。特に特筆すべき発見はない。

――ここまで周りの状況を説明したら分かるだろう。

…そう、現在私は馬車の中にいる。元々持ち物は準備していたため、すぐさま荷物をもって馬車に駆け込むことが出来た。

…何故両親に止められなかったのかって?

(賄賂しか勝たんです。)

もちろん賄賂だ。お金以上に素晴らしいものはない。復唱、賄賂しか勝たん。…確証はない。


「…はぁ。」


なんだか安心してため息が漏れた。

ある異国の地では、ため息をすると幸せが逃げる。なんて言うらしいが、所詮はことわざ。でたらめだろう。信じたら信じたでどうせ馬鹿にされるんだ。…個人の見解だけど。

(個人の見解、ここ重要ですね。)


「…いいえ、こんな暗い思考はやめましょう。」


無意識に暗い思考になっていたのを首をふるふると振って消す。自分のこういうところが嫌いなのだ。もう子供ではない。いい加減に直したいところだ。


「だって、やっと行くことが叶ったのだから…。」




逃すわけにはいかない。この幸が薄い運命の中の、幸運を。

評価とかブクマとか嬉しいですねえ(#^.^#)

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ