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5.あの過去の別荘へ④
めっちゃ途中からですのでぜっっっったい前のエピソード見たほうが良いですよ…
主に社交の場で貼り付ける(家でもしている)完璧なほどの作り笑いを顔に浮かべ、息を吸う。
「失礼します。」
ドアノブに手を掛け、扉を開く。部屋の中には
――やはり、父と義母の二人がいた。
二人掛けのソファに並んで座っている。父は顔面蒼白で、義母は顔が真っ赤だ。怒っているのだろうか?なんとも正反対で珍妙な光景である。
「セレスティ、ここに座りなさい。」
父が震える手で正面のソファをさした。言われた通りに座ろう。
ソファに座り。膝の上に手を置く。…さて、直球に本題に入ってしまおうか。こちらは時間がない。…そんな気がしただけだが。
「腹の探り合いは不得手ですので本題に映らせていただきます。…私は、あの別荘に行く許可をいただ「はぁ!?」
遮られてしまった。
(お父様、遮るほど動揺しているのでしょうか?)
そんな質問出来るはずもなく、話は進む。




