13.偏食、悪食、選り好み(直そう)
好き嫌いはだめですからねえ
「ん……」
シェーゼを抱きしめているうちにいつの間にか寝ていたらしい。カーテンの隙間から光が差し込んでいる。もう朝だ。
シェーゼから離れて朝食を作りにキッチンへ向かう。料理は出来る方なのだ。…もちろん、シェフには劣るが。
◇◆◇
エプロンを身に着け、おろしていた髪を一つに結う。
「よし、作りますか。」
さて、何を作ろうか。
スクランブルエッグにベーコン(カリカリ)、それに白パンがいいなぁ…。あ、野菜はいらない。断固拒否。
献立を決めて早速料理に取り掛かろうとした。
「…?」
食材は元からあったため、食材を取りに行くために保管庫へ行くと、中にはもう食材ではなく料理が揃っていたのだ。…これは食べていいのか?
少々悩んだが、結局食べることにした。
…これで良かったはず。
食べてみると、出来立てのような味がした。保管庫にあったなんて信じられないほどだ。
ベーコンは私の好みどストライクな硬さで、白パンはふわもち。スクランブルエッグはシェフが作ったかのような味。………それにサラダ。
「サラダはいりませんよ……」
サラダをフォークでつつく。サラダ、憎い。
小さい頃、野菜のうちの苦いものを生で食べてしまった時に野菜が嫌いになった。
…子供っぽいと思った奴は許さない。
……偏食と思った奴も許さない。
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