表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
レッドアームファミリー/俺たち無法者、なぜか正義の味方やってます  作者:
第一章 知ってる景色と知らない心
78/135

打倒!Who!

「ロードリーよマーガレットちゃん」

「分かってます、、、」

「会いたくなっちゃったの?」

「そういうんじゃありません」

「ローランドちゃんにわざわざ会いに行ってどこに行けばいいか聞きに行ったじゃない」

「ジンを殺すためです」

「素直じゃないわねえ」

「アリアに言われて考え直しました。確かになぜ殺すのをやめているのだろうって」

ピースは船に接続する。

「ところでセキュリティ圏はどう突破するんですか?」

「ステルス機能を使えば通過できるわ」

船が透明になり、観光船かのように関門を悠々自適に突破していく。

「彼らはどう突破したのでしょうか」

「ローランドちゃんに聞いたらシンプルに加速したらしいわあ、計算すると、、、マッハ30くらいねえ」

「え〜」

顔をひくつかせながらマーガレットは情けない声を出す。

「心配?」

「別に」

そっけなく答えて着陸まで何かつまむものはないかといい台所に向かう。

「太るわよ〜」

「うるさい!」

マーガレットはスタスタと歩きながらその場を離れ台所に入る。棚を漁ると買い溜めていたスープの袋を見つける。

それを入れてゆっくりと飲むものの落ち着かずコップを持ったまま船内を歩き回る。

彼女は自問する。本当はどうすればいいのか、どうすれば()()()()()()()()()()()()()()()()()()

(とりあえず一発殴って決めることにしますか)

船のどこに行っても誰かの形跡がある。

(掃除しないといけないですね)

マーガレットが船外の風景を見る。雲を抜けるとロードリーの街並みが広がっている。

惑星ロードリー、貴族ロード家の本拠地でもあるこの星は一つの城とそれを中心にした城下町が広がる独特な惑星である。惑星は招待制で中からの招待コードがないとそもそも星に入ることができない。

アルガス・ロードの本拠地がまさかのロードリー、灯台下暗しとはこの事だろう。

そんなことを考えながらぼおっとしていると通信機が震える。

しばらくしてからアリアからメッセージが送られてくる。

『ねえ、ロードリーに向かってるの?』

『もう着きましたよ 誰から聞いたんですか?』

『ローランドから聞いたって警部が言ってた』

『ややこしいですね』

『そんなことはどうでいいの!ジンを追いかけてるってこと?それって恋?』

『そんなんじゃない!殴るため!』

『殴る?ジンを?それって( ̄Д ̄)って感じ、それとアルガス?ってのもいる星なんでしょ、三角関係みたいね^_^ まあ、好きにしなさいよ いくらでも後始末したあげるから』

『銀河警察として?友人として?』

『両方、それと同じ恋する乙女として』

『アリアの方はどうなんですか?アルさんでしたっけ』

『それはいいの!今はマーガレットの話でしょ』

気づけばピースがマーガレットの横に立っていた。

「着いたわよ」

「うわあ!、、、なに?どうしたの」

「もう着いたわよ」

「いつ」

「五分程前かしら」

それなら早く言ってくれと思いながらアリアに適当に返信してすぐにハッチから外に出る。

相変わらず便利な作りだなと思いながら歩き出す。

「なんですかこれ!」

目の前の建物に宇宙船が突き刺さっている。

「通信に気を取られすぎて周りを全く見てなかったのね。多分ジンちゃんたちの船じゃないかしら」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ