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レッドアームファミリー/俺たち無法者、なぜか正義の味方やってます  作者:
第一章 知ってる景色と知らない心
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奪還作戦前夜祭

「今回の作戦は題してセクシーボディ奪還作戦っス」

「やめろ、奪還作戦で十分だ」

「セクシーレディ作戦っス」

「せめてボディか奪還は残せよ。つーかなんで女性前提なんだよ。性別とかあるのかピースに」

「ロビンなら多分そうゆうの作るだろうなって思ったっス」

「変態なのか」

「まあ変態っス、開発物に自身の性癖を出すタイプでしたから」

バルトリカはナタリアの設定した発信機を元にゲルロア軍の船を追跡している。

「これ本当にあってるんですよね。ピースがいないので確信が持てないんですけど」

「マーガレット、アタシを信じて欲しいっス」

三人が操縦室で話している時と同刻、マッドはテュールの部屋に訪れていた。

テュールはノックを聞き扉を開ける。

「あれ、どうかしたのマッド?」

「テュール、話、ある」

「なに?」

「人を、殺して、何を、感じた」

「、、、いまいち分からないんだ。なんで皆そんなに気にするのさ」

「命の大切さ、学ぶの、難しい、皆、物心つく頃に、傷つけること、ダメ、そう認識してる」

「僕は、物心いた時にはもうある程度の知能を持ってたから、倫理や道徳は苦手ってこと?」

「分からない、けど、とりあえず、これ、育てる」

マッドはテュールに手に持っていた袋を渡す。

「これは?」

「栽培キット、野菜を、育てると、いい」

袋を受け取り中身を確認する。使い方の紙も入っているようだ。

テュールが顔を上げると既にマッドはいなくなっていた。

「、、、野菜?」

困惑したテュールは扉の前で立ち尽くしていた。

しばらく談笑したのち明日の戦いに備えて各々が就寝に入る。

ジンが寝ているとベッドの横に気配を感じる。

「誰だ!、、、オリヴィア?」

枕を持ったオリヴィアは黙ってジンの布団に入ろうとする。

「おいおいどうした、そんなキャラじゃないだろ」

「別に、、、パーキングエリアで色々と告白してしまったのでもう今更ではありませんこと」

ジンのことを兄のように思っているという発言で少し吹っ切れたのかジンが帰還してからも積極的に甘えるようになっている。膝の上に座ったり、今のように布団に侵入してきたりといった感じだ。

「マーガレットもいるだろ。あいつなら喜びながら一緒に寝てくれるぜ」

「行きましたわよ。喜んで寝てくれましたけど、、、五分ほど経たつと寝相がひどくて怪力に寝技を決められるとこでしたので逃げてまいりましたわ」

オリヴィアはベッドの壁側に入り、既に寝る準備をしている。

「お前なあ」

「、、、ジン、怖いんですの。今日だけでいいのでお願いしますわ」

そこまで言われると強く断ることもできない。

ジンは渋々ベッドの中に入る。

「しりとりでもするか?」

「そこまで子供じゃありませんわ、、、リロード」

「、、、道路工事」

二人は寝ころびながらしりとりをして時間が過ぎていく、しばらくしてオリヴィアが声を掛ける。

「ジン、寝ましたの?」

ジンは静かに寝息を立てている。

「お兄様、、、やっぱり恥ずかしいですわね」

少女は一人で耳を赤くして枕にうずくまりながら顔を隠している。

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