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悪い仔柴ワン  作者: 島弘
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悪い仔柴ワン

 雨雨蒸し蒸し。

 それでも柴犬はお散歩行きたい、遊びたいワン!

 座って家計簿を付けるママンの膝をタシタシ叩く。

 それでも構ってくれないワン。

 もう怒ったワン!(*`ω´* )

 ママンのスリッパの左右を入れ替えて困らせてやるワン!

 今日の柴犬はちょっとだけ悪い子ワン!


 ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~


 今日は注射の日。

 柴犬は注射が嫌いワン!

 なのでカーテンの陰に隠れてる。

「柴ちゃん」

 あっ! ママンに見付かってしまった。

 キャンキャン(イヤ、イヤ)言ってもママンは手を広げ近付いてくるワン。

 ならば柴犬渾身の――つぶらな瞳、クゥーン。

 ‥‥

「捕まえたっ!」効かなかった。普段からママンには使い過ぎていた。

 仕方ない柴犬の奥の手、甘噛みカプッ!

「メッ!」

 怒られてしまったワン。

 PS

 病院で注射を打たれ、解放された瞬間、診察台を蹴ってママンに飛び付き逃げたワン。

 そして注射を頑張った? 頑張ってないけど、柴犬は堂々とオヤツをおねだりした。


 ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~


 家のママンは少しオッチョコチョイわん。

 料理をすれば包丁を落とし、刃が下向きに落ちてくる包丁を足で受けようとするから、その足を『タシッ!』っと前足で弾いた。『トスッ』と包丁が床に刺さる。ヒェー!

 ママンが怪我したら柴犬の食事と散歩は誰がするワン?

 もっと気を付けて欲しいワンょ。

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