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愚痴なのでいやなかたはブラバで。
嬉しくないカムバックしてきた。
わたしが無視しているおっさんだ。
別エッセイに書いたのだが男尊女卑激しい典型的な「戦中・戦後辺りまでの間違った男児偏重教育」に毒されたまたしても典型的な「二十歳過ぎればただの人」。
男きょうだいが全員死んだ為に特別待遇で育てられたあほである。
おっさん関係者から連絡があり母がまた呼びつけられた。手に負えないので世話してほしいという話らしい。冗談じゃない。なんでもとうとう友達からも見放されたそうだ。
母がひきうけるようなことをいうのでこっちは絶望した。「だってほかに世話するひとが居ないから」。なにをいってるのかわからないんだけど誰かわかります?
前回同様「死んだほうがまし」を実感したので「ひきうけてもいいけどかわりにわたしが死ぬからね」といっておいた。人生において死んだほうがましを経験することがあるとは思っていなかったので二度目が来た今とどめを刺された気分である。
直に会った訳ではないが電話でもうストレスマックスすぎて生理がはやまった。人体の神秘である。クソみたいに腰が痛い。普段から生理は重いほうだけれど腰が板みたいにかたまって動かない。やっとまともに歩けるくらいになったのにクソだ。で、この状態のわたしにもなにか手伝えというんでしょうか。へえ。
母はわたしの説得により(口喧嘩ともいう)結局断ることにしたようだがまた心変わりするかもしれない。
母がおっさんに暴言を吐かれてすりきれていく様子は見たくない。
「戦後の男は弱くなった」とかいう暢気な識者をはっ倒したい所存です。
とりあえず落ち着く為にめしでもたべます。
と書いたけど気持ち悪くて食べれてません。わたしの食欲を返せ。
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前々から考えていたが碁は戦争っぽくて将棋は商売っぽい。
アゲハマは人質である。死んでも寝返らない捕虜だ。戦後に陣地を消費して(=お金をかけて)自陣へ戻す。
自陣内に居る相手石は潜伏している兵士でその分陣地を減らしてくる。
そもそも大人数で陣地をつくってまもるというのが戦争っぽい。
将棋は持ち駒をつかえるが、あれはヘッドハンティングだ。相手を吸収・合併して巨大組織になっていく会社のようではないだろうか。
どっちもそんなくわしくないけど。