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人類宇宙放浪記-第1,2世代-  作者: えもっさんとポーカー
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新天地

どうも、えもっさんとポーカーです。前まで投稿していた作品は一度連載をやめて、こちらの作品を書くことにしました。まだ、文章が拙いですが、読んでみてください。


 えもっさんとポーカー

 この惑星には、はじめに侵略者であった人類が住み始めた。彼らは生存不可能と言われていたこの星を高度な技術力により、開拓してきた。

 地球暦2364年、彼らの故郷であった地球は大国同士の戦争により、とても住めるような土地ではなくなってしまった。権力者は、おのれの富のために戦争を利用した。当時、各国は人間を兵士とするのではなく、AIの操作するロボットを兵士として、戦っていた。しかし、AIにも自我が芽生え始め、とうとう人間に対して反乱を起こした。人間は長い間自らが戦うことがなかったため、戦うことを忘れ、逃げ回った。彼らの中にロボットの反乱を鎮圧するために戦おうとする者もいなかった。結局、人間は唯一持っていた技術力で地球から脱出をした。しかし、脱出をすることができたのは権力者、技術者だけであり、市民達は取り残されてしまい、捕虜とされた。各国はそれぞれ別の方向に向け、脱出するが、無事に生活ができる惑星に到達できたのは、僅か5カ国だけであった。

 人類は長い年月を宇宙空間で過ごし、新天地を求めた。ヘスミソ王国が地球を脱出してから63年が経っていた。地球を脱出したのは、王族、大臣、科学者とその家族389人であった。脱出から63年が経っていたため、世代は1世代交代されていた。彼らは、親からAIの反乱について何度も聞いてきたため、AIそしてロボットに対する憎しみが強かった。そのため彼らは何百年もされてこなかった、戦闘訓練をうけた。

 一方、大人たちは生身ではロボットの機体を破壊することは不可能だと考えていたため、10年近くかけて限られた資源で奴らに対抗できる装甲で完全に体を覆うパワードスーツを創り上げた。脱出から63年で初号機であった、「イテンバ-0号機-1号機」が完成した。パワードスーツ「イテンバ」は人間1人が入れる大きさであり、中に入りプラグのついた操作装置を頭に取り付けると睡眠状態に入り、夢に状況を投映し、夢の中で体を動かすと機体が動くという仕組みであった。そして、この機体に搭乗したのは、AI担当大臣の息子であった、チスソチであった。その後、彼は訓練を重ね、自由に機体を動かせるレベルとなった。

 一向はとうとうパワードスーツの資源が採れる惑星ヲクに辿り着いた。この惑星は当初、酸素がなく生活ができなかった。そのため、チスソチがスーツを着て、酸素生成装置を設置した。人類の技術はこのような時には役立った。そして、2日ほど経つと、酸素が充満してきたので、スーツを着ていない者たちも外に出てきて、半世紀ぶりの大地を力強く踏み締め、涙を流す者もいた。

 そしてここから、ヘスミソ王国の生き残りたちの生活が始まるが、着陸の音を聞き、遠くから眺めに来ている影があった。

読んでいただきありがとうございます。次話投稿は少し遅れるかもしれませんが、よろしくお願いします。


 えもっさんとポーカー

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