表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
8/8

愛のムチって言葉があるなら愛のアメもあるべき

子供達を物のように扱うのは嫌ですね。

子供達の経験を聞いて言葉を失っていた男達に対し、子供達の方が先に口を開いた


「ねぇ、だからお兄ちゃん達は何か悪いことって本当にしてないの?」


そう言われると何とも言えない。本当に何も悪いことはしていないのか、でも確かに立ち小便や人のことを叩いたり、悪口を言ったりなどはしたが、それは悪いことはしていないと言えるのだろうか。


「「・・・・・・」」


2人はただ黙って自分達の行なってきたことを、歩んできた人生を振り返っていた。


男達が黙っているのを子供達はつまらなくなったのか、何人か減っていた。


「なぁ、坊主。ここはどこなんだ。」


黙っていても何も変わらないと思ったのか、子供に対し場所を聞いた。


「ここ?ここはね〜、自由な場所だよ!」


本来の答えでは無かったのか、子供は一瞬驚いたような顔をしたが、すぐさま笑顔に変わり元気よく答えた。


「自由?」


「うん、ここではね何してもいいんだって!みんなと一緒に遊んだり、一緒に寝たり、ご飯もどれだけ食べてもいいんだよ!」


子供達はは楽しそうに、本当に嬉しそうに、まるで自分が今までやってこれなかった、今までやった事が無かったことかのように純粋に喋っていた。


「・・・そうか、良かったな。」


子供の頭を撫でながら男はそう呟いた。


「もうよろしいでしょうか。」


男が子供を撫でるのを、まるで睨んでるかのように、

いや実際に睨んでいた。よく見るとめちゃめちゃ睨んでいた。


「なんだよ、ここがゴールじゃないのかよ」


男が不満そうに尋ねると、


「そんな訳が無いでしょう、ここはあなたのような者が来る場所ではありません。ここは彼らの場所です。」


と、キッパリ愛無が言い放った。


「あぁそうですかい、じゃあ早く行こうぜ。」


バツが悪そうに言い返し、立ち上がり行こうとしたその時、隣からドサッと倒れる音がした。

小説書こうってなったら意外といけるんですが、

如何せんわたくし面倒臭がりで候。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ