転移から、始まりー1
20年5月3日より執筆開始
初めての投稿なので、少しこの物語の注意事項と方針について書きます。
・まず、この物語は作者の思いつきや、考えを書いてます。
・作者は好奇心が強く、物語に分岐が出てくると思いますが、本編とは別にIFの選択の物語まで
書くかも知れませんが、気になる方は読んでみてください。
・一応定期更新の予定ですが、不定期になるかも知れません。
・たまに、名前が変わってたりするかも知れませんのであったりしたら教えてください。
#これは、人に裏切られ、人を憎み、人の隠された本性、もとい醜い欲望に絶望した男の物語。
始まりは高校の入学式の時。
全ては、この時に起こった…この出来事が起こらなければ、この物語は始まら
ず、男は…怪物と呼ばれることはなかっただろう。
入学式の時に起こったのは、まぁ定番と言えば定番の魔法陣による召喚だった
が…思い返してみれば若干、違った。定番はひとまとめに召喚するのだが、少
し違って入学式の会場に行くと、入学予定の生徒は居らず、教職員などだけで
あった。手続きをしたあと、扉をくぐるとそこは本来あるべき、学校の校章の
入った旗みたいなのではなくあったのは、王室と言うよりも、謁見室だった…
王や側近もいた、場所を間違えたのだろうと、引き返そうにも扉の向こうには
城の中であり、戻れない状態だったので、仕方なく生徒らしき人だかりのある
場所に近づき、周りと同じようにした。それから2~3分たって王の側近が、話
をし始めた。「神に召喚されし、異界の勇者様達よ。この世界は魔王及びその
配下である魔物や魔獣、その魔王に力を与えし、邪神が我々人間の領土を侵し、
人を殺し、我らを守護する神を封印せんと襲って来るのです。故に、勇者様が
た我らを助けてください!」と、まぁこんな感じのことを言った。
周りの奴らは落ち着きを無くしてこう言った。
「な、なぁ。王様、俺たちは学生で、今日は入学式だったんだよ!いきなり、
召喚されただの、助けろだの、言ってなにがしたいんだ!もとの世界に帰して
くれよ!召喚したのなら戻すくらい簡単だろうが!」
これを聞いていた、護衛達は腰の剣に手をかけかけていた。
だが、王様は下がらせ、側近はこう続けた。
「あなたは話を聞いていなかったのですか?神がこの世界に召喚されたのです。
神だからこそ出来た訳であり我々に出来ることは、勇者様が魔王を倒す為のお
手伝いのみです。我々は武器や防具などの支援をさせて頂きます。」
この言葉を聞いて、帰れないと理解したらしい。落ち込んでいる者もいる。
「少し、遅れましたが、私は“ジオン・ガイル“と申します。そしてこの方は、
神興国、国王マグネム・ナトム・イアテス様です。」
「改めて、私がこの国の王、マグネム・ナトム・イアテスだできる限りの支援
をさせてもらう。気になる事があれば、案内の者に聞いておいてくれ。」
まぁ…この国王はいい人そうだが、熱血系の人拒否反応出るんだよね。
そういえば、気になっていた事があったんだった、聞いてみるか。
「あの…少し聞きたいんですが、過去にこの世界に召喚された勇者ってどのくらい
居るんですか?」
「おぉ。そこに興味があるのか、伝承によるとこの世界に召喚された勇者は4回で
20~30前後だなぜ曖昧なのかは召喚されても、勇者になれなかったり行方不明に
なったりと、詳細が不明なのだ。すまんな、この位しか分からない。」
「いえ、それだけでも充分です。所で、どうやって勇者かそうでないか調べるんで
すか?」
「あぁそういえば、そうだった。おい。あれを持ってきてくれ。」
「はっ。」
あれとは、なんのことだろうか?
最後まで読んでくださった読者の方々ありがとうございます!
宜しければ、面白かった点、改善して欲しい点、など、感想を書いて頂けるとうれしいです。
名前で困っているので宜しければ、名前案等ありましたら教えてください!