秋を思う
長天雨過白雲生 長天、雨過ぎて白雲生じ
緑蔓碧花涼意盈 緑蔓、碧花、涼意 盈つ
而今坐憶秋已近 而今、坐ろに憶う秋已に近しと
風前暑退我衣軽 風前、暑退き我が衣軽し
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意訳、というか作ってる最中に私が書きたいなって考えていたこと。
広い空には、雨が過ぎた後に白い雲が沸き立った。
緑のツルや青い朝顔の花は露を含んでいかにも涼しそうに見える。
今、なんとなしに思うには、秋はもうすぐに来るんだなぁと云うことである。
風が吹けば暑さは去って、私の着ている衣も軽く、風になびいている。