表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
3/14

2、お誕生日ですよ~!

またあっという間に時間は経って、1歳のお誕生日を迎えましたー!


「はい!レティーツィア!お誕生日おめでとー!」


そう言いながらケーキを差し出してくるのはレヴィアねーちゃん。

…そのケーキ大きいよ!?

あ、私の名前レティーツィアに決まりました。

喜びって意味なんだって


「ちょっとレヴィ、それは大きすぎるんじゃないかな」


助かったぞ、アルフォンスにーちゃん!

ねーちゃんやること極端なんだよな~

にーちゃんのおかげで顔がクリームだらけになるのは避けれた。


「そんなことはないわ!ね~ティア!」


「う~。やーだ!」


いやいやいや!無理だから!あー!うまく喋れない!!

とりあえず首を振っていやいやをする。


「そ、そんな…」


「ほらね、もう少し小さくしてあげなよ」


ショックを受けているねーちゃんを尻目ににーちゃんはちゃんと私の一口ぐらいのを作ってくれた。


「ほら、ティア。あーん」


「あー」


うまっ!やっぱりうちのシェフすごい!

我が家のシェフは世界一だ!


「うーま!」


「そっか、きっとジョンも喜ぶね」


あ、ジョンって言うのは我が家のシェフの名前ですよ。


そういえば、この世界っていろいろ元の世界と違うんだよな~

たとえば暦。

1か月49日!1年14か月!

長くね!?

なんでかっていうと、この世界は2人の夫婦の神様が作ったんだって。

それで、2人で全部作るのは大変だってことで子供を5人作った。ということで、この世界の神様は7人。

ということで、7をいろんなことの基本にしてるんだ~。


…あの神様が…奥さんも絶対大変だろうなぁ


一日も28時間。でも、日が出ているときと、沈んだ後で14時間を均等に分けてるんだよ。

神様の司る力で、呼び分けてて…って、そういえば神様の説明してなかったね!


1番上の位…そう、あの私をこの世界に送り込んだ張本人です!

…で、司るのはまさかの闇。

同等か、2番目って考えられてるのは奥さん。司るのは光。

で、次は子供だから後は同じ位だって。

男神が3人で、司るのはそれぞれ火、風、土。

女神は2人で司るのはそれぞれ水、木。


それを並べて、闇、火、水、風、木、土、光。


…説明してるのはいいけど、私の方がすぐ忘れそう……


時間は最初が表の闇、表の火……と続いて、裏の闇…

日が落ちたら、また表の闇…って言う感じ


なーんて考えてたら、パパが覗き込んできた。


「どうしたんだい?」


「ん~ん」


首を振って何でもないと答える。


それだけでパパは顔をほころばせる。

…かっこよくって、有能らしいんだけど、なんだかなぁ……


珍しくクレイも楽しそうに庭を駆け回っている。

楽しい感じでそのまま私のお誕生日パーティーは終わりましたー

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ